story1

□風邪
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今日、なんか体がだるいなぁ。
前日テストがやっと終わって
あんまり寝てないからかな。

でも、今日はさしこちゃんが久々に公演に出でくれるから
頑張ろう。

な「みくりん大丈夫?」

「なっちゃん、大丈夫です!!」

な「そっか、顔色悪かったから
なんかあったら言うだよ。」

「はーい!」

リハーサルが始まった。
ユニット曲初恋泥棒をやって
終盤曲に入り
やっとのことでリハーサルが終わった。体が熱い。

ち「みくりん、どーした?」

「ちぃちゃん…。ケホッ、ケホッ」

ち「みくりん、一回部屋戻ろっか」

「うん…。」

さ「どーしたの?」

「あっ、さっしー!みくりんが体調優れなくて、咳が出てきたから部屋に連れてきたんだけど。」

さ「大丈夫?!公演までまだ時間はあるけど、無理だったら言ってね。」

「大丈夫です。ケホッ、ケホッ」

さ「本当だ、咳出てるね。なんか飲んだ?」

「飲んでない」

さ「なんか飲んだ方がいいよっ!」

「うーん。いらないー」

な「みくりん大丈夫?」

「なっちゃん…」

な「本当は、さっきだるかったでしょ。」

「…」

ち「そうなの?!」

な「リハーサル前、言ったよね〜
何かあったら言っててっ」

さ「まぁ、なっちゃん、みくりんすぐにでも、泣きそうだから」

み「ごめんなさい。」

な「はい、これからはちゃんと言うことっ」

「ケホッ、ケホッ、ケホッ」

な「さっしー今日ってお医者さんいましたっけ?」

さ「あっ、そうだいるね!
一回見てもらおっか」

ち「今日いるんですか?普段いないのに」

さ「今日はね、なぜか体調崩す人いるだろって尾崎さんが」

ち「さすが、」

な「呼んできます!」

「ありがと、なっちゃん、」


診察、、、。
ソファーに仰向けに横になり
診察が始まった。
診察結果は「疲労による軽い
風邪ですね。」だとのこと。

「点滴打ちましょうか」

さ「みくりん、これから点滴打つんだけど大丈夫だよね??」

「………いや」
指原side

まさかの回答
握手会のときの予防接種では
スムーズにいってたんだけどなぁ。

さ「みくりん、なんで嫌なの?」

「…いやだ」
回答になってないよ笑

腕を上からかけてあるブランケットから出さない。片方の腕でかばうように
隠してる。

「痛くないよ!」

「……だって、点滴の針って少し太いし長い間針を刺さなきゃいけないから」

なるほどね。言い分は分かるけどね

「すぐ終わるよっ」

な「みくりんの側にいるよ〜」
なっちゃんファイト

「う〜ん…ぅ〜ん 」

ち「みくりんに頑張ってほしいな〜!
みくりんこれ頑張ったら少し大人に近ずけるかもよ!」
ちぃちゃん後もう少し

「痛いのすぐ終わる??」

「うん!」

「分かった。頑張ってみる…!」

説得完了。
キャップすごいな。

「じゃあ、腕だしてね〜!」

みくりんの腕をまくる、
先生が消毒をして後打つだけって時に
「う〜ん、やっぱ、やだ、やだ、やだ泣」

針見ちゃった。

やだやだ攻撃。
今日のみくりんはいつもと違って駄々っ子だ。笑

「あと、少し、少しの間頑張ろう!」

「なっちゃん 近くにいて…。」

「分かった。いるよ〜!」

かわいい!!
なっちゃんの顔、とってもニヤニヤしてる笑危ないぞっ

さ「みくりん、お顔なっちゃんの方向いてよっか」

みくりんの顔を横向きにしてなっちゃんを見させて針を見せないようにする。


「はい、じぁ頑張ろうね!チクってするよ」

「あぁ〜いったぁぁぁあーい泣」

「はい終わり!よく頑張りました。」

「痛かった…ヒクッ泣」

泣いちゃった、涙がポロポロ

「偉かったよ〜!」
ちぃちゃんとなっちゃんが
頭を撫でる。

この後は
なっちゃんがみくりんにトントンって
リズムよく叩いたらあっとゆうまに
寝ちゃった。

寝顔がかわい。とっても。

いつもは、大人びた感じに背伸びしてるけど、根は子供なんだなぁって思う。

いつかは違和感ない時が来るんだろうと思うと
今は、子供でもいいんだよって思うよ!

数分後、

みくりんの横でなっちゃんも寝てるし。2ショットを写真におさめる。
2人とも可愛い!!!!!
2人には内緒。

この日、みくりんの体調が
戻り本人の希望で公演に元気よく出てることが出来ました。!

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