ROSE 2
□鎖 いちごさん、ひなたさんリク
1ページ/4ページ
鎖
❁いちごさん
❁ひなたさん
リクエストありがとうございます.
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
山田side❁
岡「じゃあまた後でね~!!」
山「おー、じゃあな。」
中「ばいばーい!!」
120%の笑顔を俺にむけてひらひら右手をふっているのは岡本圭人。
撮影でもその顔できるようになるといいな、圭人。
そんなこいつと午後から二人でカフェに行く約束をしている。
家に帰ったらまず、シャワー浴びて、着替えて...
準備の事を考えてたら楽しみが抑え切れなくて、自然と顔がにやける。
中「やまがにやにやしてる~。」
そんな中島も口角をあげて俺の方をみてる。
中「今日も圭人とカフェコース?」
山「まー、そんなとこかな。」
中「ふーん...妬いちゃうなぁ。俺のやまなのに。」
山「はいはい笑」
裕翔がこんなこと言うのは珍しいことではない。
いつものことだから対応だってなれっこだ。
中「.....マネージャーさーん!」
山「?」
運転中のマネさんを呼び止めだした。
中「俺の家、先によってくれますか?」
山「なんか用事でもあるの?」
いつものコースは知念→圭人→俺→裕翔の順に、送り迎えしてもらってる。
別に俺は急いでないからいいんだけど、どしたんだろ。
中「んー、まぁ、ね?俺だって忙しいんだよ笑」
山「へー...」
中「あ、着いた。」
いつもは見慣れない風景に少し戸惑いつつ
裕翔を見送ろうと手を伸ばした
山「........え?」
中「ありがとうございました!」
伸ばした手を掴まれ、あっという間に裕翔に抱きかかえられる。
山「や、ちょっと..ゆうとぉ、」
中「あ、やまは俺が送ってくんで、
大丈夫です。」
淡々とマネさんと話を進めはじめる。
そして、あっという間に俺と裕翔をその場に残して
車は走り去ってしまった。
山「どうゆうつもり...?」
中「ほら、いいから..とりあえず上がって。」
山「....」
警戒心MAXで裕翔の後をおいかける。
今すぐ逃げ出すことなんて簡単だけど
道とかわかんないし、今は危険だ。
山「おじゃまします...」
中「どうぞ-」
足を踏み入れた瞬間、裕翔の匂いにつつまれる。
すっごく久しぶりな気がする。
中「お茶でも入れてくるからその辺座っててもらえる?」
山「わかった。」
そんな長居してられないんだけどな。
きょろきょろと辺りをみまわす。
すると目に入ったのは開かれた雑誌。
その雑誌のところまで歩みよってみる。
どうせ裕翔のことだから自分のページ眺めてたんだろうな。
山「ん...?」
裕翔がもどってきたら「ナルシスト!」
っていじるつもりだったのに。
....誌面には俺が写っていた。
.