Rose ...
□weakness
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吸い上げながら、舐める。
髪をくしゃっと掴まれる。
俺は、行為中にこうして髪を掴まれるのがすごく好きだ。
少し強く吸い上げてみると、髪を掴む手に力がこもるのを感じる。
かと思えば、すごいスピードで俺の口内に打ち付けて来る。
喉奥を、激しく刺激される。
「んん゛...っ、渉 苦し... !」
「うるさい、喋んなよ...。」
「お、えっ...、」
生理的な涙がこぼれる。
無意識のうちに吐きだしてしまう。
それが気にくわないのか、吐きだしてしまうたびに律動は強く為る一方だ。
口内を激しく犯される。
俺の口元からは、唾液が垂れている。
「はぁ...っ」
渉の色っぽい吐息が耳に入る。
段々渉の吐息にも、声にも余裕がなくなってくる。
「たいすけ...っ、イく... !」
喉の最奥まで捻じ込まれ、欲を吐き出す。
独特の香りと味が、口いっぱいに広がる。
「全部飲めよ...?」
自身から口を話、全て飲み込む。
何度飲んでも、お世辞にも美味いと言えるものではない。
「掃除。」
そう言って再び口の中に突っ込まれる。
軽く全体を舐め、吸い上げる。
すると満足したのか俺の頭を撫で、自身を下着の中へとしまう。
「太輔、帰ろうか。」
未だしゃがみこんだままの俺の腕を引っ張り上げ、手をつなぐ。
「え、あ...うん...。」
実は舐めていただけで俺のモノは元気になっていたのだが、
そんなこと自らの口からは言い出せない。
シャツを腰に巻いていて、本当によかった。
勃起させたまま歩いていたら、完璧に変態だ。
...公園で口淫したのだから、その時点で十分変態なのかもしれないが。
いや、あれは渉が無理矢理...
俺は、悪くない。
なんて考えていると、頬に柔らかい感覚。
「太輔、だいすき。」
この一言と、八重歯の覗く笑顔ですべてを許してしまうのだから、
俺はどうしようもなく渉に弱いんだろうな..。
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イマラチオな二人が書きたかっただけ。