dream
□驚き
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『……どういうことよ智…』
喫煙所にいつまでもいるわけにもいかず
皆のいる部屋の外まで帰ってきたものの
智との出来事のせいで中に入れずその場でただ立ち尽くす ねこ
『……好きって…そういうこと…だよね…』
ずっと憧れていた人に会って4日目で好意を寄せられているという事を
誰が信じられるだろうか。
ドアノブに手をかけるもそれを回せず
ただダメ息をつくだけ
するとそのドアノブが自分の意志とは関係無く回る。
Y「あれ?…あ、 ねこちゃん」
『あ…ゆーさんお疲れ様です』
Y「入らないの〜?」
『あ〜…ちょっと…ははっ』
Y「ふぅ〜ん…じゃあ、コンビニ行くの付き合ってよぉ」
部屋に入れずにいた ねこの顔を見てなにかに気づいたのか
手を前に出しながら外に連れ出すことに。
そのYuhの提案に静かに頷いて付いていくことにした。