dream
□いつもと違う朝
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海「んっ…」
朝6時半
いつも通りの時間におきるともうそこには ねこ の姿はなかった
朝ごはんであろう匂いと
物音に反応してあくびをしながら台所へ向かう
海「…おはよう」
『あ、おはよう』
机を見ればトーストと目玉焼き、簡単なサラダが並んでいて
作ってくれたのだと理解する
『勝手に使ってごめんね』
海「好きに使え」
そう言って席に着く
『コーヒーと紅茶、どっちがいい?』
海「コーヒー…」
まだ眠たそうな海にふふっとわらいながら
コーヒーを渡す
『じゃあ、いただきます』
海「いただきます」
うまいと呟き
あっという間にたいらげてしまうも
ねこはもう少し時間がかかりそうだと判断し口を開く
海「皿洗うから」
『えっと、私が洗うから支度してきていいよ』
そう言えば朝食を食べきり海からお皿を受け取って
鼻歌を歌いながら洗い出す