小説

□小さな吸血鬼
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なんで真っ赤に染まっているのだろう。

彼は、なんで悲しそうな目をしているのだろう。










「俺は、吸血鬼なんだ。」





口から溢れ出たのは、自分でも驚く言葉だった。








「・・・面白い冗談ですね。」
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