短編集
□いつもと違う
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触れることがなかった
佐江「え……?」
目を開けてみるといつも通りの佐江の部屋の天井。
隣を見ているといつも通りの茶髪でパジャマを着て、寝息をたてているりんちゃん。
佐江「夢……?」
今の状況、どこをどう考えても夢をみていたのである。
佐江「キスし損ねた……」
さっきまでのりんちゃんから強い刺激を受けた佐江の興奮は、すぐに収まるわけがなかった。
横をみると、佐江の愛しいお姫様の可愛い顔。
ごくりっ………………
佐江「チュッ」
りんちゃんはぐっすり寝ているようで軽いキスでは起きなかった。
そして、軽いキスで佐江の興奮は収まるわけがない。
佐江「チュッ……ん…………ん……」
りんちゃんのせいだと言わんばかりに、寝ているりんちゃんに深いキスをする。
由紀「ん………はぁ……………え…!…ん……!?」
しばらくして、息が苦しくなったのかりんちゃんが起きた。
一度唇を離す。
由紀「はぁ……はぁ……はぁ……ん、佐江ちゃん……?」
佐江「かわいい……もう我慢できない!好きだ!」
このあと、佐江は自らに負けて、金髪のりんちゃんが言っていた「イイこと」を茶髪のりんちゃんにした。
そして、寝込みを襲われたりんちゃんは顔を真っ赤にしてそれに応えた。
「イイこと」が終わったあと、りんちゃんに事情を話すと、さらに顔を真っ赤にして、こう言った
由紀「佐江ちゃんのバカッ!!!////」
END