短編集

□急に
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急に



高城亜樹×柏木由紀

学パロ



由紀side

はぁ...土日終わっちゃった...
今日から学校...
まぁ、あきちゃと会えるからいいけどね!

あ、私は高2の柏木由紀!
みんなからゆきりんって呼ばれてるよ!
さっきあきちゃって言ってた子は...
えーっと...いた!








由紀「あきちゃおはよう!」

亜樹「おはよう!」









高城亜樹ちゃん!私の...か・れ・し♡
彼氏って言っても女の子なんだけどねー
でも、スポーツできるからカッコイイの!









由紀「土日、結局遊べなかったねー」

亜樹「ごめんね、テニス部忙しいから...」

由紀「あきちゃ強いもん!部活頑張って!」

亜樹「夏休み、どっか行こうね?」

由紀「うん!」

亜樹「あ、今日体育あるけど大丈夫?」

由紀「んー...汗」

亜樹「プールだよ?」

由紀「あー...涙」

亜樹「ゆきりんおもしろい」

由紀「え!?」

亜樹「表情変わっていくのが...」

由紀「そう?」

亜樹「そうだよー」













ー体育更衣室ー

由紀「はぁ...プール焼けるし...」

亜樹「私はもう日焼け気にしないから〜」

由紀「私よりは黒いもんねー」

亜樹「ゆきりんひどーい」

由紀「嘘だよw」

亜樹「あ、ゆきりん気をつけてよ?さっき男子たちが『誰が一番スタイルいいかなー?』とかって言ってたよ」

由紀「うん?それで?」

亜樹「ゆきりんのこと狙いそう」

由紀「そんなことないよ!...でもなんでこの学校、男女共同で体育やるの?」

亜樹「そんなの私に聞かれたってわからないよ」













ープールー

先生「はい、女子こっち男子あっち、並んで!」

先生「今日は自由でいいわよ」

先生「三十分までね!」









由紀「あきちゃー」

亜樹「ん?」

由紀「一緒にあそぼ?」

亜樹「私は最初っからそのつもり♪」

由紀「わーい!」






と、楽しくあきちゃと遊んでると、遠くから...








男子A「あいつスタイルよくね?」

男子B「ほら、あいつも」








最低な話をしてる男子たち。








男子A「高城って筋肉質だなー」








あきちゃのことをいう男子。
そうだよ!
筋肉痛でめっちゃカッコイイんだから!











先生「ここに、ビーチボールとか置いとくから遊んでね!」

由紀「わーい!私、ビーチボールとってくる!あきちゃ待っててね!」

亜樹「わかった〜」









あ!スイカのビーチボール!
これにしよ!



と、スイカのビーチボールを持ってあきちゃの元に帰ると...













亜樹「ゆきりん!」



と、あきちゃは叫びながらプールの中で私を抱きしめた



由紀「え!?どうしたの!?急に」








私は、もちろん混乱した
あきちゃは人前でこういうことしたがらないのに!









亜樹「ゆきりん、今度からプール入るのやめなよ?」

由紀「え!?なんで?」

亜樹「男子がね...」

由紀「ん?」

亜樹「ゆきりんのこといろいろ言ってたよ?」

由紀「え?」

亜樹「ゆきりんスタイルとってもいいんだから気をつけなよ」

由紀「はい!?」

亜樹「もう、男子にゆきりんの体見せないんだから!」









...つまり、私の体を男子に見せたくなくて抱きしめていると。









終わり

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