AKBにあなたが!? 2 (小説)

□50.リクアワ2
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ーひな壇ー

美樹(ひな壇に来てみたものの…握手会生はいないし……麗奈さんもゆきりんも……一人はさみしいな…)


美樹「あ!渡辺さん!」

渡辺美優紀「おーみきりんやー」

美樹「隣、いいですか?」

渡辺美優紀「ええで」

美樹「ありがとうございます!」

渡辺美優紀「みきりん♡」

美樹「は、はい!」

渡辺美優紀「一人でさみしかったよー」

美樹「え!?他のNMBさんは?」

渡辺美優紀「みんな、私のことなんて構ってくれへんの!」

美樹「え…?」

渡辺美優紀「みきりん来てくれて嬉しいわぁ」

美樹「わ///」


美樹(渡辺さんに抱きつかれた!?控えめI LOVE YOUの曲中に…しかも最前列でこれは…)


渡辺美優紀「んー?照れてるの〜?」

美樹「いや…あの…//」

渡辺美優紀「可愛いなぁ〜」


美樹(やばい!離してもらえそうもない!ゆきりんと山本さんにみつかったら…)



♪カッコイイ男子なら 他にもいるのにね〜♪



渡辺美優紀「わぁ〜指原さん!」

美樹「え!?」


座る振り付けをしているはずの指原さん。
なぜか私たちをからかうように指を指して笑っている


渡辺美優紀「あ!みきりん見てみーや!」

美樹「はい!?」


美樹(わぁぁあ!!!)


渡辺さんの指さす方はスクリーン。
見てみると綺麗に私が渡辺さんに抱きつかれてるのが写っている。


♪あなたでなくちゃ あなたでなくちゃ♪


指原「かしわぎちゃんに言っとこ♪」


指原さんはそう小声で言い残して行った。


♪絶対 絶対 無理なの〜♪



美樹「わ、渡辺さん!///」

渡辺美優紀「ふっふ〜ん♪」

美樹「あの…もうそろそろ離れませんか?//」

渡辺美優紀「いやや〜」

美樹「いや、ほら!曲をたのしみましょ?」

渡辺美優紀「ん〜じゃあ…今度2人っきりで遊びに行かへん?」

美樹「それはゆきりんが…」

渡辺美優紀「じゃあ離れへん!」

美樹「わ、わかりました!行きますから…」

渡辺美優紀「やった〜約束やな〜!」

美樹「はい…」

渡辺美優紀「ゆきりんさんには内緒やで?」

美樹「………………」







美樹「あ!ゆきりん!」

由紀「お!衣装似合ってるじゃん!」

美樹「ありがとう!」

由紀「さてさて………」

美樹「ん?」

美樹(やば!?ブラックオーラが………)

美樹「ひぃ!?」

美樹(こ、怖い…………)

美樹「ど、どうか…………した?」

由紀「ん?さっしーに聞いたんだけど………」

美樹「……………………汗」

由紀「目、泳いでるよ?心当たりあるんだー?」

美樹「す、す、す、す、すみません」

由紀「ま、いいよ」

美樹「へ?」

美樹(でも、怖いいいいい)

由紀「早く、恋チュン行くよ」

美樹「は、はいいいい」

由紀「あ、それと…………さっき、佐江ちゃんから聞いたよ?」

美樹「え…………あ!」

由紀「1ヶ月に1回くらい、泊まりに来るって!」

美樹(こんどはホワイトオーラが…だから許してくれたのか)

由紀「佐江ちゃんったら、泊まりたいならいつでもOKなのに!言ってくれたらいいじゃん!」

美樹「恋する乙女みたい」

由紀「ん?なんか言った?」

美樹「いや、なんでも」

由紀「あ、準備しなきゃ!そういえば、希望的リフレインも出てね」

美樹「え………?」

由紀「リフレインと恋チュン、続けてだったから」

美樹「はぃ!?」

由紀「昨日のポジションで」








舞台下

指原莉乃「みきりんみきりん!」

美樹「指原さん!なんでゆきりんに言ったんですか!?!?」

指原莉乃「ん?事実じゃん」

美樹「う………………」

指原莉乃「それより、恋チュンの『人生捨てたもんじゃないよね』って二回あるじゃん?」

美樹「はい!」

指原莉乃「一回目は、二人でカメラよってって、どっちが多く映るかみたいな!」

美樹「あ〜だいたいイメージつきました!」

指原莉乃「ライバル的なやつで!私のことも突き飛ばすくらいで!」

美樹「わ、わかりました!頑張ってみます!」

指原莉乃「2回目はふつうに振りやってて」

美樹「え?は、はい!」

指原莉乃「よし、じゃあがんばろー」






[Top.5 希望的リフレイン]

美樹(振り付け忘れた……)




美樹(あれ?みんな花道行ったんだけど!聞いてない…)


由紀「ほら!行くよ!」

美樹「は、はい!」


美樹(わ!手繋いでる!あ、そうだ!)


由紀「好きすぎて♪」


美樹(ゆきりんの方を指さして…)

美樹「好きすぎて」

由紀「好きすぎて♪」

美樹「好きすぎて」

由紀「好きすぎ〜て〜♪」

美樹「WOWWOWWOWWOW♪」







チャーン♪

由紀「なかなかやるじゃん」

美樹「ありがとう!」

由紀「恋チュンもその調子で!」





[Top.4 恋するフォーチュンクッキー]


指原莉乃「はい!おにぎり〜おにぎり〜おにぎり〜おにぎり〜♪」


美樹(恋チュンは踊ってて楽しい♪余裕ある!)



美樹「あなたのことが♪」

美樹(みんなを指さす!)


美樹「好きなのに〜♪」

美樹(ハート)


美樹「私にまるで♪」

美樹(自分のほっぺを可愛い感じにゆびさす!)


美樹「興味無い♪」

美樹(はてなのポーズ)


美樹「何度目かの失恋の準備♪」


美樹(歌振りいい感じに出来た!)



カモン カモン カモン カモン ベイビー♪

指原莉乃「占ってよ♪」



恋するフォーチュンクッキー 未来はそんな悪くないよ♪


Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey!♪


美樹(あ!カメラ詰め寄らなきゃ!)



じーんせい♪


美樹(わ!めっちゃ指原さん詰めてくる!顔ちか!頑張らないと!)


すてたもんじゃ♪

美樹(こんな感じでいいのかな?めっちゃ笑顔と闘争心的な?)


ないよね♪ ドンッ!


美樹(わ!指原さんに飛ばされた!カメラに向かってピースしてるし!)






美樹(2回目は普通に踊ればいいんだよね?)



カモン カモン カモン カモン ベイビー♪

指原莉乃「占ってよ♪」



恋するフォーチュンクッキー 未来はそんな悪くないよ♪


Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey!♪



じーんせい♪

美樹(なんもしないのかな?)


捨てたもんじゃ♪

美樹(え!?抱きつかれた!?指原さん?急すぎて動きかたまっちゃった!)


ない♪

美樹(振り向いて...え!?!?はぃ!?ゆきりん!?)


よね♪

チュッ

美樹(ええええええ!?ゆきりんにほっぺにちゅーされた!?)



あっと驚く奇跡が起きる♪

美樹(何事もないように去ってったし...)

あなたとどこかで愛し合える予感♪




テッテッテッテーッテ フーーー!!



ダダダダ(はける)




美樹「ゆきりん!?!?」

由紀「お疲れ様♪」

指原莉乃「お疲れ♪」

美樹「急に!?あれは!?」

指原莉乃「かしわぎちゃんと相談しといた!指原いいことしたねー」

由紀「したした!公開でみるきーと抱きついてたんだから、公開でキスくらいしてもいいでしょ?」

美樹「キス くらいって!!!」

指原莉乃「でも、みるきーに抱きつかれてたんだから、かしわぎちゃんに怒れないでしょ?」

美樹「いや、どっちにしても怒る気はないんですけど...」

指原莉乃「そうだよねー嬉しかったよね?」

美樹「それは...もちろんです!」

指原莉乃「いいなー最初は指原がみきりんにキスする予定だったんだけどなー」

美樹「え!?」

指原莉乃「かしわぎちゃんに何するか聞かれて、ブラックオーラ半端なかったから言わざるを得なかった」

由紀「だって変なことされたら困るもん!結果、変なことするつもりだったんだし!」

指原莉乃「言ったらかしわぎちゃんがキスするとか言い出すし...」

由紀「だって、みるきーとのこともあるし!それと...さえちゃんのことのお礼も込めて?」

指原莉乃「実際、みきりんは指原とゆきりん、どっちからされたかった?」

美樹「えええええ!?それは...」

美樹(どうしよう...)

由紀「そんなこと答えさせないの!グリフラの準備行くよ!!」

指原莉乃「あ。みきりん。今度ごはんでも行こうね!」

美樹「あ、はい!お願いします!」





由紀「さっしーとご飯行くの?」

美樹「楽しそうだから...だめ?」

由紀「ま、いっか...いいよ!行ってきな!」

美樹「ありがとう!」




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