小説

□○○してみた
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飯田×緑谷


お昼休み


緑谷はいつも通りに飯田を誘う


「飯田くん!お昼食べよう?」


「んっ…ああ。」



少し戸惑いがちな飯田に緑谷は不安を覚える


「どうしたの?飯田くん」


飯田の顔を覗き込むようにして問う


「んんっ…いや、緑谷くん…」


軽く咳払いをしてから飯田は緑谷になにかを伝えようとする


「なに?」


ニコッと笑顔で聞くと飯田は赤面した


「く…っ……」


息詰まるように飯田は口を紡ぐ


「く?」


再度聞き返すと


「くっ……車海老は好きか?」


という変な質問が返ってきた



「なんでいきなり車海老?あっ、でも車海老は食堂にあるかな?」


(…飯田くんは車海老が好きなのかな?)


そう思い。


食堂に車海老があったことを思いだし、飯田の腕を引っ張り椅子から立ち上がらせた


「い、いや、違…」


飯田は否定をしようとするが



「麗日さん誘って食堂に行こうか!」



そういって笑う緑谷の笑顔に否定する気力すら失せて


「……………ああ。」


と諦めたように返事をして麗日のところにいった



結果:残念な飯田くん口すら言えない


このあと結局三人で食堂に行き、車海老を食べました




轟×緑谷


放課後の廊下


「緑谷、こっち向け」


突如後ろにいた轟が緑谷にいった


「えっ?轟くん?」


後ろにいたことすらわからなかった緑谷は、条件反射で声の主の方を向いた


「……」


すると思いの外轟の顔が近かった


「な、何で僕の顎持ってるの!?」


何故か轟の右手が緑谷の顎を持ち上げていた


だが、轟はなんの悪びれもなく


「悪いか?」


と逆に聞き返してきた


「いや、悪くはないけ…ど…」


そういうとなんだか恥ずかしい空気になり


顔を伏せようとするが、轟が顎を持ち上げているため伏せることが出来ない


「緑谷…」


「ちょ!轟くん、まっ!」


まだ心の準備ができていない緑谷はギュッとまぶたに力をいれて目を閉じた


「…………………って、轟くん…なにやってるのさ」


薄く目を開いて轟の顔を見ると少し笑っていた



「なにって…豚の鼻…」


そういって緑谷の鼻をふにふに押す


「やめてよー。指離してー」



そう言って抗議すると


「やだ」


と即答される


「もー…轟くんってば…」


諦めかけていると


「緑谷、口開けろ」


また突然言われて直ぐに口を開けてしまった

「へっ…?…むっ……」



間抜けな声をあげると轟の指が入ってきた


「うるさいから…ふた…な?」


そういって轟はまた小さく笑った




結果:キスしそうでしない。そしてラブラブ



意外と轟が喋る。緑谷をよくいじる

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