鳴門

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うちは一族に男女の双子が誕生した。

男はイタチ、女はスイと名付けられた。


一族上げて祝い双子の誕生を祝福した。

しかし、残り少ないうちはの忍を戦争は貪り喰った。


その中、双子は無事に4歳まで生きることができた。

戦争を間近に見た二人は争いを嫌う優しい子供に育った。





 ̄ ̄ ̄ ̄――――____―――― ̄ ̄ ̄ ̄



ドタドタ
「お母さん!お庭にちっさなクマさんが倒れてる!」

「あらまぁ可哀想に、戦闘に巻き込まれたのかしら。
今カザミさん呼んでくるからイタチとお庭で待っていてね」

「はーい。イタチ―!」

「?」

「お庭のクマさん見に行こー!」

「うん。」

…………………スッ
「スイ、その手はなぁに?」

「おててつなごっ?(ニコッ)」

「!!うん!」

「ふふっ、うちの子は可愛いわね〜。あの人が帰ったら教えなくちゃねっ」



「カザミさん、いますか?」

「ほいほーい、今日はどうしたんだい? …….また便秘?」

「またって何ですか、一回もなっていませんよ。なったとしてもあなたには相談しません。」

「オープニングジョークだよ。で、本題は何だい?」

「スイが負傷した小熊を見つけたらしいので治療お願いします。」

「りょーかい。お代はスイちゃんで。」

「ぶっ殺すわよ。」




ぽわー
「うわ〜、スゴい!キズが直ってる!どうやってんの?!教えて教えて!!」

「スイちゃんだったらいつでも大歓迎だよ〜(デレッ)」

ゲシッ バシッ ドスッ ドゴッ
「ん゙んんん゙!!!」

「ニコッ」←ミコト 「???」←スイ 「ニコッ」←イタチ

「……これ以上ここにいると何されるかわかんないから帰るわ」

「カザミさん、ありがとうございました。(ニコッ)」

「失せろ(ありがとうございました。)」

「イタチ君中身と言っている事逆だよ(泣)」「(プイッ)」

「カザミさん、ありがとう!(ニコニコ)」

なでなで、、、、、ギュー
「は、離せーー!(照)」

「わーい、ぎゅー!」

「あー、可愛い」「でしょ?」「身内の贔屓目無しで可愛いよこいつらは」
「じゃーな」

「「バイバーイ!!」」
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