白昼夢2
□たまには君に甘えよう
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「いいでしょう、たまにはこんなのも」
後ろから抱きついてくるキンブリーに苦笑いしその両腕に手を置くアンジェリン。
「たまにはって、いつも無理矢理してくるでしょう。」
キンブリーはいつもは紳士を気取っているくせ急に子供のように甘えてくる。
アンジェリンの首に顔を埋める。
しばらく離れる気のないキンブリーに少しアンジェリンは呆れた。
「いいですけど、あともう少しだけですからね。昼の用意があるんですから。」
「そんなの後からいくらでもできるじゃ無いですか」
「全くもう!」
何処かで愛を求めた彼の照れ隠し。
「このまま押し倒してもいいですか」
「嫌です。」