昏睡

□2日目 夜
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そろそろ風呂に入らなければと取り留めもなく思ったがちょっとした問題があることに気がつく。
風呂に入れるのはいいが一人で入れるのだろうかと、仮に一人で入ると言われたならば見守るつもりでだ。
心配になったアンジェリンはキンブリー本人に一応聞いてみる。
「お風呂は一人で大丈夫?」
「一緒に入らないの?」
さすがに一人では無理と納得したので入ることにする。
この年齢の子供ならば親と入るのは特段珍しくも無い。

ブラウスやら下着やらを脱いで籠に放る、バスタオルを胸まで巻き風呂の扉を開ける。

「目に入ったらしみるから流し終わるまで目を開けたらだめだよ」
「うん。」
おとなしくそう答えたキンブリーの髪を洗う。
普段触れることのない子供特有の柔らかい髪が新鮮に感じた。
キンブリーを洗い終えたら先にバスタブに浸からせ自分も髪を洗ったり身体を洗う。
一通り洗い終えたら自分もバスタブに入る。
先にキンブリーが入っているのでアンジェリンの体積で少し湯が零れる。
バスタブに浸かりぼうっとしているとキンブリーがじっとアンジェリンを見つめている。
「どうしたの?ゾルフ?」
そう問いかけた刹那、むにっと胸に何かの感触を感じる、それはキンブリーの両手だ。
「な、何をしてるのよ…」
アンジェリンは怒る気にもなれないがその手はふにふにと二つの果実の柔らかさを楽しんでいるようだった。
「柔らかい!」
キンブリーは目を輝かせる。
もう勝手にしてくれと果実に触れるキンブリーの頭を撫でた。




しばらくすると飽きて二人は風呂から上がり寝る支度をするのだった

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