gintama
□Christmas
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「ねぇ、ソーゴ」
俺は隣で眠たそうに目を擦っている総悟に声をかけた。
今、俺は地球に来ている。
もちろん総悟に会いたくて。
それと、今日の日がクリスマスだから………
「……なんですかィ」
「ケーキ食べたい」
「………。」
「………。」
「……自分の胃袋わかって言ってますかィ?」
勿論!
それにホントはケーキが食べたいんじゃない。
「ケーキよりもソーゴを食べ……」
バシッ
たい、と、言い終わる前に総悟に叩かれた。
「冗談だよ♪」
そう言っても総悟はプイッと顔をそらしてしまう。
仕方ないな〜と、言いながら俺は総悟の頬にキスをおとす。
そしてもう一度。
「ケーキ食べたい」
彼は顔を真っ赤に染めながら、観念したように「わかりやした」の一言。