真選組屯所

□お正月っつったらアレだろ、アレ
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発端は、この男。

「あけましておめでとうございます。(性的な意味で)今年もよろしく」

ふざけんな。

銀髪天然パーマを殴りつけた俺は、間違ってねぇ…と思う。
まぁ、こいつは団体戦でいう先鋒。次に待つのが…

「土方さん!俺とミント(バキャ)…」

次峰、山崎退。アッパーカット食らわせて黙らせた。続いて…

「土方さぁん、俺と地獄までランデブーしやしょう」

中堅、沖田総悟。流石にさっきまでの2人のようには行かないだろう。全力で走っていた足を緩め、総悟の耳元に唇を寄せる。

「…総悟……」
「へ、へい……」
「……結構、お前のこと好きだぞ」
「……っ///」

こう言う不意打ちに弱い総悟はぴしりと固まった。その隙にまた俺は逃げる。まぁ、5分くらいは固まってるんじゃないだろうか。さて、次は…

「トシ〜!」

って、副将飛ばして大将きやがったぁぁぁあ!!!!大将、真選組局長近藤勇。思わずキキッと音を立てて急ブレーキを踏む。にこにこと太陽のように笑う姿にキュンとする。でも、ごめんな、近藤さん。

「あ!あんなところに志村姉が!!」
「なに!!!!」

庭の方をがばっと向いた近藤の横をすり抜け、また逃避を開始する。

ったく、なんて正月だ!!
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