episode

□狂想曲 7
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コナンが

もうそろそろいいのではないかと思い始めた時









「そういえば、この間のサングラスの女の人から、何か連絡はあったかい?」









鶴の一声がした




コナンが振り返れば安室がパチんとウインク


「それがね〜、全然来ないの....」


「女の人からもらった電話番号には何度かかけたので、僕達の誰かに折り返しの連絡が来ても可笑しくないんですけど....」


もうあれから1週間になる

それほど音信不通ということは何か理由がありそうだ



「まだ悩みが見つからねーとかさあ」


元太がポツリと言ったその言葉の可能性もないことは無い





「えーー歩美、お姉さんに会いたーいー」

「僕もです〜」


「まあ、気長に待ってみてもいいんじゃない?」

あまり興味のなさそうな哀



とにかく
あれ以来、彼女が子どもたちと1度もコンタクトをとっていないことはわかった



「でもいいですよね〜歩美ちゃんは」

「何がー?」










「だって、お姉さんの顔が見れたんですから」









光彦のその一言に


コナンと安室は大いに反応した








「歩美ちゃん!それ本当?!?!」


身を乗り出して聞くコナンに歩美たちは首をかしげる


「コナン君、そんなに大声出してどうしたの?」

「ねーちゃんの顔がすんげー気になんだな」


「ばっ.....そんなんじゃねーよ!」




「まあまあ、僕もその話気になるし、続きを話してくれるかな?」



違う方向に話が逸れていきそうだったので、ここで安室から助け舟



"いーよー!えっとねー..."


と歩美はサングラスの女性のことを語り出した
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