episode
□狂想曲 3
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「ヤイバーカッコよかったね〜!!」
「今までの中で一番カッコよかったぞ!!」
「わざわざ前売り券を買った甲斐がありましたね〜!!」
さっきから興奮しまくりの3人
そう
歩美 光彦 元太の3人
少し後ろから、コナンと哀、保護者の立場である蘭が歩いている
「盛り上がってんな〜」
「あの子たち、昨日ろくに寝てないんじゃないかしら」
「だろうな」
幾分も前から、この春解禁の仮面ヤイバーの映画の前売り券を買っていたらしい3人
日曜日だということと、解禁日だから人が多くなるだろうということで、特別に5人を蘭が連れてきてくれたのだ
「見に行ってよかったね!コナン君」
「うん!!蘭姉ちゃんごめんね?折角の日曜日だったのに」
「いいのよ!私もすごく楽しませてもらったし、みんなの笑顔でもっと楽しくなっちゃった」
蘭が前の3人に目をやると
ヤイバーの変身シーンがどうだとか
必殺技がどうだとか
映画のあれこれがブンブン飛び交っていた
元太は、作中でヤイバーが食べていたものが○○だった、など、食べ物のことまでしっかり記憶している
そんな光景を見て蘭はさらに笑みを深くする
コナンも釣られて笑顔になる