episode

□狂想曲 7
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「俺チョコレートパフェ!!」

「歩美はいちごショート!!」

「僕はチーズケーキにしまーす!!」


少年探偵団の3人は超浮かれ気味の様子


「お前ら浮かれすぎたぞー??」


コナンと哀も遅れてテーブルにつく


「感謝なさい、博士がお金持たせてくれたんだから」


「「「はーーーーーい!!!!」」」




すると安室が "いらっしゃいませ"と人数分の水を持って現れた



「今日は5人で来たのかい?珍しいね」

いつもは保護者付きの彼らだが、子どもだけで来るのはあまり見ない光景


「はい!でもまあ、お代は阿笠博士がくれたんですよ!ねー灰原さん!」


「そうね、だからって追加で色々頼むんじゃないわよ」

「ちぇ....」

隣で元太が少しいじけた様子になった


「あーー元太君絶対たくさん食べるつもりだったでしょーーー?」


「実はパフェもう1個食おうかなーとか....」


頭をポリポリ掻く元太をみんなでやはり笑う




その間にコナンが安室に目配せをした


そう

この間の約束








コナンと哀以外の3人からサングラスの女性の情報を聞き出すのを手伝ってくれ、というのを実行する日が来たのだ


阿笠博士がお代を持たせたということは、大体のことは彼にもコナンが話したのだろう

となれば勿論

哀もこの計画を知っているはず





まあ、子どもはお菓子で釣るのが一番か



それをやったのは子どものコナンなのに、と思うと少し寒気がした
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