過去拍手のお話
□別に気にしてませんけど
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テグンは小さい子や動物が好きで、
それはとても有名な話。
それから、自分の甥っ子が可愛くて仕方が無くて、
抱っこしたくて仕方がないのも有名な話。
「俺の甥っ子もめちゃくちゃ可愛いんだよ!」
「子どもは可愛いけど、俺の甥っ子は可愛い・・・」
甥っ子自慢をしたら、ちょっと本気モードで返された。
同じ言い合いを何度かして、
これじゃ水かけ論だなぁと思ったので俺が折れることにした。
「あ、でも、もちろん俺が一番可愛いよな?」
満面の笑顔で愛嬌を振りまいてみたが、華麗にスルーされた。
いつもの事なので何も思わないが、
メンバーや他の人達がいる場だったので
「何でだよテグナのバカーー!!」
と言って大げさなリアクションをした。
「俺が可愛くなかったら誰が可愛いって言うんだよ・・・」
「俺しかいないじゃないですかぁ」
ジェファンが割りこんできたので黙らせ、
笑って席を立った。
その後しばらくしてから仕事が一区切りついて、
たまたま二人きりになるタイミングがあった。
「いつも不思議なんだけど、お前本当赤ちゃんとか子供好きだよな〜」
嫌味でなく、いつもテンション低めのテグンが、
子どもを相手にすると途端にニコニコするのが純粋に不思議だったのだ。
「うん・・・あ、ハギョナを可愛いとは思わないけど、ハギョナの事も好きだよ」
突然の告白に手にしていた携帯を落としそうになった。
「別に・・・」