夢詩。

Twitterにて掲載中の夢詩(超短編)です。
「夢詩まとめ。」として文字倉庫、夢小説Uにも載せていますのでそちらもよろしくお願いします。

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◆南野秀一夢詩 

ずいぶんゆっくりな流れ星だと人は思うだろう。
箒の先につけた四角いランプの灯りは深い藍の夜空へ吸い込まれていく。
「一緒に乗って帰る?」
オレが断るのを承知のくせに、にたりと君は笑った。
箒に腰掛けふわりと浮いて手を振る。

遠くなる流れ星の君は今日も誰かの願いを乗せているのだろうか。




魔法使い夢主ファンタジー。
ランプの灯りを流れ星だと思って願い事をする人がきっと居て、何かの形で叶った時に「あの時の流れ星ありがとう」って感謝するんだろうな…と、南野くんは思っている。(という話)

2017/04/07(Fri) 13:44

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