夢詩。
Twitterにて掲載中の夢詩(超短編)です。
「夢詩まとめ。」として文字倉庫、夢小説Uにも載せていますのでそちらもよろしくお願いします。
※コメントの投稿を出来るようにしました。お気軽に感想などお寄せください^^*
◆南野秀一or妖狐蔵馬夢詩
蔵馬の背中に「好き」と口だけ動かしてみる。
蔵馬のいない部屋で「愛してる」って呟いてみる。
それは絶対に届かないし、聞こえないけれど…それでもいいの。それがいいの。
あなたに届かない「好き」と「愛してる」を私は大切に胸に抱いている。
それはまるで魔法のように私の心を温かくしてくれるから。
※南野秀一or妖狐蔵馬夢詩。
聞こえない言葉は見えない糸になってあなたと私を繋いでくれる。
またしても雰囲気夢詩。
いいの、自己満足だから。
自給自足だから!!
うちの南野くん(妖狐さん)は背中に「好き」とか言っちゃうヒロインさんが好きなんです…!!
◆南野秀一or妖狐蔵馬夢詩
部屋の窓から見える月は少し足りなくて私と蔵馬みたいだと思った。
いつの間にか私は寝てしまった様で気付いた時にはもう蔵馬は居なかった。
窓辺に置かれた一輪の赤い薔薇は蕾。
ああ、もう少しで美しく開くのか。
足りない月も蕾の薔薇も私とあなたも…
満ちる前の儚さと寂しさを抱いて今日も目を閉じる。
※南野秀一or妖狐蔵馬夢詩
どちらでも。雰囲気夢詩ですね。
ヒロインさんの部屋で二人、月を見ていて…という話。
まだ想いが通じ合う前ですね。足りない関係です。
あと少しだけあなたが足りないーーー。
◆南野秀一or妖狐蔵馬
首にはあなたへの愛という名の首輪。
離さないでね、離れないから。
「私は寂しいと死んでしまうんだよ」なんて笑ったら、あなたは真面目な顔をして抱きしめてくれた。
ゆっくりだけど確実に私の首を絞める輪はあなたの綺麗な長い指。
何も見えなくなってしまった。
あなた以外見えなくなってしまった。
お題・首輪と蔵馬(夢)
ちょっとダーク系?首を絞めるようにゆっくりと確実に蝕んでいく愛、的な。
(ちなみに秀一くんでも、蔵馬でも想像出来るように書いたつもりです)
#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
◆南野秀一or妖狐蔵馬夢詩。
塞いだ唇は温かかった。
ねぇ、どうしても聞きたかったの。
あなたの口から「好き」だと。
だからお酒の力を借りて無理やり押し倒した。
静かな湖みたいな瞳は私を引き寄せて…。
それでも言ってくれなかった。
だってそれは私も同じ。
好きと言えない唇は重なり合っても叶わぬ夢。
知った顔して月だけが笑う。
※月夜、二人でお酒を飲んで…
酔った勢いを借りて彼を押し倒す夢主さん。
「好きだと言ってよ」
言ってくれない彼と言えない自分。
その唇は重なり合っても、「愛」にはならない悲しみの連鎖。
◆南野秀一or妖狐蔵馬夢詩。
嘘よ。
神様嘘だと言って。
どうして蔵馬なの?
どうして蔵馬を好きになってしまったの?
蔵馬なんて…優しいし、仲間思いだし、頭の回転は早いし、気が利くし…って、いい所しか浮かばないわ!
気がつくと目で追ってしまっているんだからもう手に負えない。
好きになってしまった。
誰にも負けないくらいに。
※南野秀一or妖狐蔵馬夢詩。
「私は○○くんが好きだったのに!いつの間にか蔵馬を好きになってる!?どうしてなの!?」
「こうなったら…誰にも負けない!私が蔵馬の一番になるんだから!!!」
◆南野秀一or妖狐蔵馬夢詩。
あなたの背中を追いかけて、背伸びをしてでも肩を並べたくて。
「蔵馬は好きな人いるの?」
ねえ、凄く勇気を出して聞いたんだよ。
なのに、笑ってはぐらかすなんてズルいよ。
同じ歩幅で歩けなくていい。
私、頑張って歩くから。
だから隣に居させて欲しいの。
いつか、振り向かせてみせるんだからね。
※作者は南野秀一くんで想像しましたが、妖狐さんでも通じますよね?
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