夢詩。

Twitterにて掲載中の夢詩(超短編)です。
「夢詩まとめ。」として文字倉庫、夢小説Uにも載せていますのでそちらもよろしくお願いします。

※コメントの投稿を出来るようにしました。お気軽に感想などお寄せください^^*

◆南野秀一夢詩 

眠る君の頬に触れる度、怖くなって震えてしまいそうになる。
壊してしまいそうで、狂ってしまいそうで。
誰かを愛する事を知ってしまった。
もう戻れない過去と向き合ってしまった。
夢ならばどうか醒めないで。
「蔵馬」と呼んで。
君の声がオレを壊していく。

愛おしい破滅を迎えるならば君と一緒がいい。




※南野秀一夢詩。
相手が見ていないシリーズ。南野秀一ver.
蔵馬くんって一途っぽいイメージなので、誰かを愛するなら徹底的だと思う。
でも悩みすぎす傾向にありそう。
好きなら好きでいいんだよ、それだけでいいよ、と言ってあげたくなる(笑)

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 14:07  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

もう必要ない。
こんな髪、もう必要ない。
鋭利な植物のナイフが容赦なく赤い髪を切り落とした。
風に流れて行く赤をただ見つめる瞳は翡翠。
だがもう何も感じない、何も見えない、見たくない。
君がいない。
オレの髪を綺麗だと笑った君はもういない。
噛み締めた唇から手放したばかりの赤が滴り落ちた。




※お題・長髪の使い道(夢)
使い道は、無いくなってしまった。(って、これは大丈夫でしょうか)
ヒロインさんを亡くした設定。髪は肩くらいでバッサリ切ってます。

#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:57  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

君を思う度桜の花が開くような優しい気持ちになれる。
「私の方が蔵馬の事を好きだよ」
そう言って君は悲しく笑ったね。
でもそれは間違いなんだ。
オレはね、君が産まれてくるのをずっと待っていたんだよ。
君がいないのは寂しかった、辛かったよ。
ねえ、聞いて。

君の一秒先で、君だけを愛してる。




※南野秀一夢詩。
「私」と出逢うのを待ってる人がいた…
それが蔵馬くんだった…という話。
そして蔵馬くんは一秒先で「愛してる」と想ってくれている。

突発的に最後の一文が浮かび文章化。
蔵馬くんが「私」と出逢うのをマンガの中だろうが夢だろうが待っててくれたら嬉しい。

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:55  コメント(0)

◆南野秀一夢詩(ヒロイン主観) 

アラーム音で目が覚めた。
…起きよう。決意したのに…秀くんが背中から腰に手を回してくる。
顔が近い…目は閉じているから、もしかして無意識?
「こら」と動きそうになる口を伏せられた彼の長いまつ毛が阻んだ。
幸せそうな寝顔、規則正しい寝息。
…結果、次のアラームまでそっと彼の手を握る事にした。




※南野秀一夢詩。(ヒロインさん主観)
3分後のアラーム音の後、ヒロインさんは秀くんを起こさないようにそっと起きてコーヒーをいれにいきます。

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:54  コメント(0)

◆南野秀一夢詩(ヒロイン主観) 

久しぶりに乗った自転車は思いの外しんどかった。
だけど、確実に着実にあなたの家に近づいているんだと思うとペダルも軽くなるよ。
もうすぐあなたの家の桜が咲くね。
今年も一緒に春祭りに行こうよ。
伝えたいことがたくさんあるよ。
さあ、春の風にスカート翻してあなたに会いに行こう。




※ヒロインさん主観。(南野秀一夢詩)
自転車で南野くん家へ遊びに行きたい人、挙手お願いします!(←)

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:52  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

「誕生日おめでとう」
初めて他人から貰ったプレゼントの中身は溶かして固めただけのチョコレート。
ハートの形は少し歪だったけれど…優しい味がしたのを忘れない。

あれから何年だろう。

「秀くん、誕生日おめでとう」
中身は薔薇のケーキ。
「上手になりましたね」
だけどいつまでも優しい味の甘いお菓子。




※お題・蔵馬生誕後夜祭(夢)
(前半)小学生南野秀一くんとヒロインさん。好きだったとかではなく「誕生日だから」と渡していたプレゼント。
それがいつしか恋心を含むようになっていく。
後半は高校生くらいかな。
#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:51  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

「薔薇のケーキ作ったから食べて」
「手作りですか!?ありがとうございます!」
「プレゼントもあるよ」
「えっ、何ですか?」
「わたし」
「うん?」
「食べていいよ」
「うんん!?」

冗談なのか本気なのか君の真意はオレには読めず…
混乱する中頬張った薔薇のケーキの甘さに痺れる脳はもう君しか見えない。




※蔵馬くん、お誕生日おめでとう!!(非公式)
私らしく夢でお祝いいたします!
蔵馬くんがいない人生は考えられない。
これからもどうぞよろしくお願いします。 #蔵馬生誕祭

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:50  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

「ん?」
振り返った蔵馬のいつも通りの微笑みに不覚にもときめいてしまった。
見慣れた笑みに全身が熱くなる。
何故だろう、いつもの彼なのに。
何も言えなくなった私の手の中のペットボトルをレジへ持って行く蔵馬の後ろ姿をただ見守った。
さっきの微笑み、写真を撮りたかった。
そんな事を考えてしまう。




※蔵馬呼び。
お出かけしてコンビニへ寄った風景。
振り返った蔵馬くんのいつも通りの微笑みにドキドキ。
いつも通りのはずなのに、その「当たり前」が「特別」に見えることってないですか?

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:48  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

「さすがに弾けませんよ」
オレはピアノの前で苦笑した。
「私も無理。だけど真似っこは出来るよ?」
「それならオレも」
君と適当に鳴らした鍵盤が奏でた音はもう二度と聴けないメロディ。
楽譜もない、指揮者もいない、ふたりだけの旋律。
それはオレ達の毎日に似ていてふたりで顔を見合わせ笑った。




楽器と蔵馬(別バージョン)
ピアノ弾けるのもカッコイイけど、ヒロインさんと遊びながら日々の幸せを噛み締めている彼が大好きなのでこうなりました。
ふたりで「今のカッコよかったね」「CD出せるよ!」とか冗談言い合いながら弾いてて下さい。
※ツイートした時に気が付きませんでしたが主観がバラバラでした^^;
南野くん主観で書き直してあります、私とした事がぁあ…涙

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:47  コメント(0)

◆南野秀一夢詩 

「音楽の宿題聞いて」
母の前で披露したリコーダーの課題は酷いものだった。
音程を間違え、変な音が出る。
人に聞かせられるものではなかった。
それでも母さんは拍手をし、頭を撫でてくれた。
「聞かせてくれてありがとう、秀一」
その笑みに感じた優しさ。

愛情の意味を知るのには少しだけ時間がかかった。




お題・楽器と蔵馬
小学生南野秀一くん。音楽の宿題です。
カッコイイ彼のお話にしようかと思ったのですが、たまにはいいかなと。
志保利さんの優しさには愛情が大前提として含まれるという事を後に知る秀一くん…。

#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負

<南野秀一夢詩。> 2017/04/07(Fri) 13:45  コメント(0)

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