夢詩。
Twitterにて掲載中の夢詩(超短編)です。
「夢詩まとめ。」として文字倉庫、夢小説Uにも載せていますのでそちらもよろしくお願いします。
※コメントの投稿を出来るようにしました。お気軽に感想などお寄せください^^*
◆南野秀一夢詩
「ねぇ、もうちょっと可愛い花出せないの?」
怪訝な顔した君はどうやら魔界のオジギソウを思い浮かべているようだ。
髪から取り出した小さな種はあっという間に発芽して桃色の花を咲かせる。
蔦は君の左手薬指とオレの左手薬指に絡り、ハート型になった。
「可愛い」
花の笑顔はオレのもの。
南野秀一夢詩。
蔵馬ワンドロ「蔵馬風のプロポーズ」別バージョン。
こっちにハッシュタグつけたら良かったかなー(今さら)
◆妖狐蔵馬夢詩
「盗むと決めた」
「何を?」
「宝だ」
「へえ、今回はどんな物なの?宝石とか?」
「宝石…そうだな、近いな」
「ふーん、盗ったら見せてね」
「それは無理だな」
ニヤリと笑った蔵馬は私の左胸を指差して言った。
「お前の心だからだ」
冗談だったのかもしれないその言葉。
だけど簡単に盗まれてしまった。
お題・蔵馬風のプロポーズ(夢)
今回は妖狐蔵馬で。魔界で蔵馬と行動を共にしている(一緒に暮らしている、でもいいかも)ヒロインさん。宝石=ヒロインさんの心…とか、キザっぽい事を冗談混じりに、だけど本気で言って欲しい。
#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
◆南野秀一夢詩
「捕まえた!」
言葉と同時に首に違和感。
「首輪…?いい趣味をお持ちですね」
嫌味を含んだ笑みを向けると
「お手とかしてみる?」
右手を差し出してきたので…その手をぐいと引いて強制的に膝に乗せた。
「捕まえた」
満足感に浸りながら君の髪に顔を埋めると、オレと同じシャンプーの匂いがした。
首輪と蔵馬(夢)
ほのぼの系も書いてみる。一緒に住んでる設定。どうしてもダーク系になりがちなお題だったのでね、ほのぼのにしたかったのよね。らぶらぶだよね、そうだよね。←?
◆南野秀一or妖狐蔵馬
首にはあなたへの愛という名の首輪。
離さないでね、離れないから。
「私は寂しいと死んでしまうんだよ」なんて笑ったら、あなたは真面目な顔をして抱きしめてくれた。
ゆっくりだけど確実に私の首を絞める輪はあなたの綺麗な長い指。
何も見えなくなってしまった。
あなた以外見えなくなってしまった。
お題・首輪と蔵馬(夢)
ちょっとダーク系?首を絞めるようにゆっくりと確実に蝕んでいく愛、的な。
(ちなみに秀一くんでも、蔵馬でも想像出来るように書いたつもりです)
#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
◆妖狐蔵馬夢詩。
蔵馬が目を潤ませてこっちを見ている。
頬にも水が伝った跡。
どうしたんだろう…泣いているのかな…。
ハラハラしながらも聞くのも悪い気がして…見て見ぬふりを続ける私に蔵馬はにじり寄ってきた。
「おい」
膝に頭を乗せて
「上手く出来ん」
手渡してきたのは目薬。
気を使って損した…可愛いから許すけど。
※薬と蔵馬(妖狐蔵馬Ver)
目薬上手に出来ない系男子妖狐蔵馬。
何回失敗したのでしょうか?(笑)
うちの彼はほのぼの、ゆるかわ系です、許して下さい←
◆浦飯幽助SS
「あ?告白されたぁ?付き合うのか?断ったのか、へぇ…。
おかしな世の中だな、螢子可愛いよな、なんで恋人出来ねーんだ?」
飛んできた往復ビンタ。
可愛いって誉めたのに何で打たれるんだ?意味が分からん。
「どんだけ打ったら分かるんだ、オメーは」
呆れる桑原の言葉の意味も全く理解できないでいた。
※幽助・螢子・桑原短編
時系列は深く考えずに書いたのであやふやです。雰囲気を汲み取ってもらえたら助かります(笑)
螢子→幽助を目指した割に螢子ちゃんのセリフはなし。
なんだかんだ幽助は螢子ちゃんを可愛いと思っています。
◆南野秀一&浦飯幽助。
「蔵馬、これ塗っとけ」
薬を差し出すと
「オレはいいから幽助が塗って下さい」
オレに使われてしまった。
「蔵馬の方が傷だらけだろーが」
「オレに一番効くのは皆が元気でいてくれる事ですから」
傷を誤魔化そうとするのは蔵馬の悪い癖だ。
頬の傷に無理やり塗ってやると困った様に笑われてしまった。
※お題・薬と蔵馬
たまには夢じゃないものをと思って。
場面設定はあるようでありません(適当万歳←)
そして、どうしても幽助を出したい作者です(笑)
傷だらけの蔵馬くんを心配する幽助、という構図好き。
♯蔵馬版深夜の真剣お絵かき60分一本勝負
◆南野秀一夢詩。
「最後にこれを一滴」
ぽわんと天使の輪みたいな煙が上がり液体は一瞬だけ虹色に光った。
「何作ってるんです?」
「惚れ薬」
「へぇ」
「飲んで?人体実験するから」
「オレに飲ませても意味ないですよ」
「なんで」
「オレ達相思相愛でしょう」
「もっと好きになればいいと思う」
魔女は魔性の微笑みを浮かべた。
※お題・薬と蔵馬(別バージョン)
惚れ薬を作る魔女っ子夢主さん。
妖怪がいるので魔女もありかなと。ふぁんたじー。
この後、蔵馬くんは薬を一気飲みします(笑)
◆南野秀一or妖狐蔵馬夢詩。
塞いだ唇は温かかった。
ねぇ、どうしても聞きたかったの。
あなたの口から「好き」だと。
だからお酒の力を借りて無理やり押し倒した。
静かな湖みたいな瞳は私を引き寄せて…。
それでも言ってくれなかった。
だってそれは私も同じ。
好きと言えない唇は重なり合っても叶わぬ夢。
知った顔して月だけが笑う。
※月夜、二人でお酒を飲んで…
酔った勢いを借りて彼を押し倒す夢主さん。
「好きだと言ってよ」
言ってくれない彼と言えない自分。
その唇は重なり合っても、「愛」にはならない悲しみの連鎖。
◆南野秀一夢詩。
「もう泣かないで」
届きもしないのに動く唇が憎らしい。
伸ばした腕はあなたをすり抜けるだけ。
何もかもが無意味。
触れて話して笑って。
「当たり前」だったモノはもう二度と掴めない夢になった。
「オレをおいていかないでくれ…」
あなたの瞳から生まれる涙になれたならよかったのに。
※素敵イラストに触発されて書いたものです。
死んでしまった夢主さんを抱きしめている秀一くん…といった感じ。
最後の一文が気に入っています。
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