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□Twitter夢詩まとめ。3
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「貴様、なんだこの部屋は」
突然にやって来た飛影が心底呆れた顔で頭を抱えている。
「何がですか?」訊き返すと
「このネコだのクマだのはなんだ!!!」
枕元や棚の上のぬいぐるみ達を指さす。
「あぁ・・・だいぶ増えましたよね」
笑みを含ませると
「はぁ・・・もういい」
飛影はクマを抱えてため息をついた。


※ヒロインさんのぬいぐるみ達なりよ。
蔵馬くんのお部屋にだんだんと女の子の持ち物増えていったらいいのに☆
UFOキャッチャーとかで取ってあげるんだろうな、いいなぁ・・・←
飛影がクマのぬいぐるみを抱っこ。ファンシー♡
そして頭を抱えた後、クマを抱える、というなんとも洒落の利いた描写に自分でビックリ(笑)
全然意識して書いてなくて・・・後々気が付きました。


・・・・・・・・・・


蔵馬くん、何それ?
「食玩ですよ」
へぇ・・・何が入ってた?
「指輪です」
よく出来てるね、可愛いなぁ。
「手、出して下さい、左手」
え?
「本物、必ず渡しますからね」

初めての指輪はプラスチックの赤い石がついていた。

私にとってあなたからのプレゼントは全部「本物」なんだよ。


※オモチャの指輪。
お菓子のコーナーで指輪(アクセサリー系)の食玩を探す蔵馬くんに萌え。
気持ちがこもっているものは全部「本物」だと思うんですよ。




・・・・・・・・・・


春の風が君の髪を揺らし、オレの頬を通り過ぎた。
君と微睡む窓辺から見える澄み渡る空と飛行機雲。
薄く開く目の先にある君の寝顔に安心する。

「蔵馬くん・・・」

オレの夢を見ているのかな。

頬を撫で、触れるだけのキスを落とす。
優しく愛おしい夢の世界へ。
春のピンク色の風が君とオレを運んでいく。


※窓辺ネタ。
ほのぼのしていたらいつの間にか寝てしまっていました・・・という感じ。


・・・・・・・・・・


翡翠色
瞳に溜めた
涙と今
このグラスの水
溢れて零れる


※短歌風。
蔵馬くんが瞳に溜めた涙とグラスに入った水・・・を表しています。
溢れて零れる瞬間が美しい・・・。


・・・・・・・・・・


私の伸び過ぎた前髪を蔵馬くんが切ってくれる。
目の前を落ちていく髪。
「ねえ」
「なんですか?」
「私の事好きでしょ」
シャキンと鋏が鳴り
「あっ!!!」
蔵馬くんが慌てた声を上げた。
明らかに切りすぎた前髪が私の目の前を通過。
「好きでしょ?」
構わず微笑む私と赤くなる蔵馬くんの図がここに完成。


※蔵馬くんに髪を切ってもらう、という贅沢。
「あなたと私の決勝戦。」の元になった夢詩でございますね。
ヒロインさん、前髪を犠牲に積極的アプローチ!!!
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