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□詩を書くあなたに100のお題。8
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※お題※

071 分岐点
072 碧空
073 崩壊
074 星
075 微笑
076 本
077 守り手
078 マント
079 湖
080 ミュール


・・・・・・・・・・

071「分岐点」

この道の先にあるものが
君との未来だったらいいと思う。
どの道を選んでも
どの方向へ歩んでも
たどり着ける場所が
「君」だったなら・・・

選んだ道の先。

君がいることを信じて
今日も進んでいくんだよ。


・・・・・・・・・・


072「碧空」

青い空に君が笑うから
だから苦しくなるのか
だから恋しくなるのか
君が飲み干す
宝石色の炭酸ジュース
ただ空が青くて
ただ君が眩しくて
どうしても言えない
「愛してる」
あぁ
やっぱり今日も言えなかった


・・・・・・・・・・

073「崩壊」

あ。
終わったかも。
どうしよう。
もうあなたしか見えない。
あれ。
こんなはずじゃなかったのに。
どうしてくれるの?
責任取ってね?
あなたが頬を染めて微笑むから。
あなたが不意に手を握るから。
全部あなたが悪いのよ?
私の中で音を立てて崩れていく。
気づかないように隠していた気持ち。
その奥にある夢のように甘い恋心。
もう崩れちゃったんだもん。
建て直すなんて無理なんだから。
だからもう
他の人に笑わないで。
私だけに笑って欲しいの。



・・・・・・・・・・

074「星」

「私が星になったら」
君が笑う
「毎日見上げてね」
その笑顔に何も言えなくなって
「私がいなくなったら寂しい?」
オレの生きていく道に
君が現れて
もうずいぶん経ったけれど
「まだ先だけど」
君がいないと
「いつかサヨナラするんだよ」
オレはきっと壊れてしまうよ。
「オレが先かもしれないよ?」
皮肉しか吐けない唇。
「その時は」
君がまた笑う。
「毎日見上げてあげるよ」


・・・・・・・・・・

075「微笑」


「もう笑わないで。」


・・・・・・・・・・
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