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□詩を書くあなたに１００のお題。４
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・お題・
031 紅玉(こうぎょく)
032 桜(さくら)
033 時間(じかん)
034 嫉妬(しっと)
035 シャボン玉(しゃぼんだま)
036 白い帽子(しろいぼうし)
037 スカート(すかーと)
038 誓約(せいやく)
039 切断(せつだん)
040 喪失感(そうしつかん)
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０３１「紅玉」
君の頬を染めているのが
オレだという
優越感に
ずっと浸っていたい。
これからも
オレだけに
心を揺らしてよ。
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０３２「桜」
あなたに出会ったあの日の桜。
舞う花びらの中で
あなたが微笑んでくれたこと
ずっとずっと
忘れないわ。
あなたの声と
あなたの瞳。
なによりもなによりも
大切にしたいと思ったの。
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０３３「時間」
君と出会う前に戻って
自分に教えてあげたいと思うんだ。
「どうしても敵わない相手ができるよ。」
思い通りにならない君。
それが何故か愛おしさに変わる瞬間。
そんな日が、やって来るって知っていたら
オレは一体どんな風に毎日を過ごすんだろう。
時計の針をそっと戻してみたけれど
やっぱり巻き戻らなかったね。
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０３４「嫉妬」
オレだけを見てよ。
君だけは誰にも渡せないんだ。
他の誰かを見るのはもうやめて。
君がオレだけのものになればいいのに。
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０３５「シャボン玉」
空に舞って
あとは消えていくだけの儚さは
あなたの笑顔に似ていて
胸が苦しくなるんだよ。
優しさの奥に秘めている切なさ。
知っているから苦しいの。
あなたが私を照らしている間は
少しだけ忘れてもいいですか？
「あなたが好きだ」という事実だけ
感じていてもいいですか？
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