夢詩。
Twitterにて掲載中の夢詩(超短編)です。
「夢詩まとめ。」として文字倉庫、夢小説Uにも載せていますのでそちらもよろしくお願いします。
※コメントの投稿を出来るようにしました。お気軽に感想などお寄せください^^*
◆南野秀一夢詩。
涙が止まらない。
見慣れた蔵馬の字。
几帳面な性格の現れた読みやすくきれいな字。
手紙と共に渡された赤い薔薇の花束。
本数は4本。
それはいつか一緒に見た本に載っていた
「死ぬまで気持ちは変わりません」
の意味を持つ。
手紙の本文にはたった一言のメッセージ。
―――君を幸せにしたい。
・・・・・・・・・・
蔵馬ワンドロ「蔵馬と手紙」
2つ書いてしまった。
幸せにしたいって結婚とかでもいいんだけど「ずっと側に居て君の事を笑わせてあげるからね」的な感じでもいいなーと。
その思いは死ぬまで変わらないから安心してね、というか。
◆妖狐蔵馬夢詩。
「蔵馬、好きって10回言って?」
「すきすきすき・・・」
「・・・私のこと好き!?」
「好きだ」
「え、えっと・・・そんなにハッキリ言われると照」
「お前の事を好きだと何か問題があるのか?」
「いや、そういう事じゃなくて・・・」
「好きだと言っているだろう」
「もう!私も好き!大好きです!!」
・・・・・・・・・・
セリフのみ劇場。
雰囲気だけでも伝わってほしい・・・っ。祈
自分から話を振っておいて照れるヒロインさんと、もしかしたら計画的犯行かもしれない妖狐蔵馬氏。
◆南野秀一夢詩。
「秀くん、好きって10回言って?」
「すきすきすき・・・」
「じゃあ、私も。すきすきすき・・・」
「あの・・・何のゲームだったんですか?」
「ゲームじゃないよ」
「?」
「言われたかったし言いたかったから」
「・・・キスって10回言えますか?」
「キ」
唇は塞がれそれ以上の言葉は許されなかった。
・・・・・・・・・・
ツイートでは蔵馬呼びにしていましたが、「秀くん」へ変更しました。
キスにより「キス」を言わせない秀一くんでした。
10回言えなかったのでヒロインさんの負け、かな?
罰ゲームは何かしら・・・むふふ。
◆南野秀一夢詩。
「うちの桜が満開です。是非見に来て下さい」
「薔薇を植えてみようと思います。何色がいいと思いますか?」
彼らしい花についての内容が多い手紙はいつもいい香りがする。
香水を一吹きしてあるのだろうか。
私も真似してみようかな。
蔵馬と同じ甘い薔薇の香り。
風に乗って私の心を満たす愛おしい香り。
・・・・・・・・・・
蔵馬ワンドロ「蔵馬と手紙」
蔵馬呼び。
香水を一吹きしてある手紙っておしゃれですよね。
蔵馬くんからの手紙から薔薇の香りがしたらいいなー、という話。
◆南野秀一夢詩。
赤から青へ変わる信号。
「またね」
繋いだ手を離した瞬間
「待って」
蔵馬はまた私の手を握った。
「もう少しだけ」
珍しく俯いて不安そうな蔵馬の髪が春の風に舞っている。
寂しいなんて言えない彼の精一杯が胸に刺さる。
信号は青から赤へ変わっても私の想いは変わらない。
私はいつもあなたの隣で。
・・・・・・・・・・
蔵馬呼び。
春って、いいですよね・・・。
春というだけでロマンチックになるのは何故なんでしょうね。
蔵馬くんに「待って」って呼び止められたい・・・。
彼は「寂しい」とか言わなさそう。
というよりも「言えなかった」んじゃないかなー、なんて思います。
しっかり者の彼は、きっと幼い頃からそうだったんだろうし、故に「甘える」って行為を好まなかったんじゃないかなー・・・なんて。
唯一甘えられる存在が夢主さんだったらいい。うん。
◆妖狐蔵馬夢詩
呼吸が伝わる肩を抱く。
オレに身体を預けて眠るなんて行為が許されるのは黒鵺だけだ。
安心感と絶大な信頼関係のなせる技と言った所か。
「蔵馬…」不意に呼ばれた名前、なんだ寝言か。
いつか黒鵺とも別れが来るのだろうか。
……いや、そんな事もないか。
愛より深いこの絆は誰にも断てないと信じている。
※フォロワーさんのイラストに触発されましたシリーズ。
黒鵺は蔵馬にとって別れの想像も出来なかった人だったんだろうなーと…。
ふたりでこうやってのんびり過ごす時間に蔵馬は自分の中の黒鵺の存在の大きさを痛感するんだろうな…
考えれば考える程この2人の仲は深い!
◆妖狐蔵馬夢詩
「ラプンツェルさん、どこへ行くの?」
長い三つ編みに花を纏わせた蔵馬の背中に声をかける。
髪型は私の趣味。
「もっと種が必要だ」
言い残し一度姿を消して、戻ってきた彼の手の中には沢山の種が握られていた。
次から次へと開花させては楽しそうに笑う。
「お前と黒鵺もオレとお揃いにしてやるよ」
※フォロワーさんのイラストに触発され書いたもの。
ヒロインさんと黒鵺は妖狐さんの手によってお揃いの髪型にされるようです。(羨ましい)
妖狐さんの三つ編みはヒロインさんがしてあげた妄想…♡
◆南野秀一夢詩
ジェラートと嫉妬は似ている。
冷たく甘く脆く溶ける。
今日も見てない素振りで追いかけた南野くんの背中。
誰かと一緒の姿を見る度に苦しくなる。
私だって隣にいたい。
目を見て話をしてみたい。
そんな私に気付きもしない南野くんは、今日も私を甘く誘うの。
誰かへの嫉妬はあなたへの愛の証。
※南野秀一夢詩。
ヒロインさんの片思いver.
学校でクラスメイトと話す南野くんを見ては、「羨ましい」と嫉妬するヒロインさん。
彼とあまり喋った事の無いヒロインさんです。
ジェラートにしたのは嫉妬(ジェラシー)と似てたから…ってこじつけ^^;
◆南野秀一夢詩
「蔵馬、大丈夫?はい、ティッシュ」
「あぁ…ありがとう」
さっきからくしゃみをして鼻をかんでの地獄のループである。
植物を使役している自分が花粉症とは…情けない。
だけど…
「甜茶飲む?効くらしいよ」
「マスク買ってきたよ」
「ツライね…よしよし」
君が甘やかしてくれるから悪くはない、かな…。
※お題・花粉症と蔵馬(夢)
甜茶(てんちゃ)というお茶が効くらしい…ですね?(ネット情報ですが)
ヒロインさんに優しくされて地獄だけど幸せな図、です。
#蔵馬版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
◆南野秀一夢詩
「蔵馬、手が冷たい!」
「でしょう?」
「寒いの?」
「別に」
「触ってる私の手まで冷たくなっていくよ…」
「じゃあ、離したら?」
握った手を離す気配のない君に苦笑。
そんなオレに君はキッパリ言い切った。
「やだ、私が温める」
君の温度に侵食されていく冷たい手。
それは心まで溶かしていくようだった。
※南野秀一夢詩。
蔵馬呼び。
これは恋人とかでなく友達以上の微妙な距離感の時かなー。
蔵馬くんの手を握りたいです、はい。
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