短編集

□あなたの笑顔で
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今日はホント、ダメダメな日だ。
朝、普段通りに目覚ましが鳴らず、そのせいで朝ご飯を抜いてしまい、学校にも遅刻ギリギリで着いた。
朝ご飯を抜いたせいで、頭に血が巡らず‥…授業中も集中できず大恥をかいてしまった。

泣きたくても泣けない。
こんなとこで泣きたくない。

そんな気持ちが私を支えていた。

「霧姫、今日はどーしたの?珍しいじゃない」

『紫音‥…うん。少しね』

話しかけてきてくれたのは友達の紫音。

「私で良ければ話を聞くよ?」

『ありがと。大丈夫!もっと辛くなったら言うよ』
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