守護霊でいず!!!

□紫のキャラって‥…
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「なぁ霧姫」

『なぁに元親ぁ!!!』

少し聞きたいことがあったから話しかけたら彼女は絶賛ゲーム中だった。
最近買った戦国BASARANというゲームらしい。
‥…パクリじゃねぇか?

『攻め方でもわかった?』

「‥その程度自分の力でやりやがれ。
じゃなくてよ、何でお前石田の憑き物なんて持ってたんだ?」

『幸ちゃんには悪いけど水攻めするか‥』

「それよりも和解した方が早えぜ?」

言ってからハッとする。
攻略方法教えるとコイツが質問に答えねぇじゃねぇか!!
やっちまった‥


1時間後‥…

「そろそろ人の質問に答えやがれ!!!」

『わっ?!何、どーしたの元親』

何怒ってんのと言う霧姫。
別に怒ってはいねぇんだが‥
まぁいい。

「何で最初、石田の憑き物なんて持ってやがったんだ?」

『‥…あー。
すっごく情けない話なんだけどね。
元親も三成と同じ紫じゃない。
最初は同じ色の人が二人もいるとは思わなかったのよ。要するに間違えて買ったわけ』

「そんな理由かよ‥」

間違えた‥?
なんだそれだけか‥
ついホッとして顔を緩めると霧姫が笑いやがった。

「なっなんだよ!!」

『もしかしてさ‥元親、妬いたの?』

「ちげぇよ!!!
おい待て‥まさか竹中の可能性もあったのか?!」

『‥そうだね。三成で良かったな‥』

ここで言っとかねぇと霧姫はまた間違える。

「今度からグッズを買うときは俺を連れてけよ!!」

END
 

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