守護霊でいず!!!

□初・出会い
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『‥…‥…?!!』

「あぁ?てめぇが新しい主か。
今日からおめぇの守護霊になるぜ」

目の前の白銀髪の片目眼帯男が言う。
私は髪どめを身に着けただけだ。
召喚魔術なんて使ってないし、この世界にはないはず。
それに彼も本来ここにはいない2次元の人だ。

私も普通(?)の女子高生だし悪いこともしていないはず。
今日したことは髪どめを買ったぐらいだ。
最近、悪かったことはBASARAグッズを買っても全てにおいて三成が出ること。元親は出てこない。


頭が混乱しているのはわかるが確認はしないといけない。

『あ、ああの!!』

「なんだ?」

『長曾、我部元、親?』

「他に誰がいるんだよ。
そりゃ俺の家紋だろぉが。」

私の髪どめを見つつ言う。
その笑みが私に向けられた物だと思うとテンションが上がるどころではない。

『元親ぁぁぁ!!
私、貴方のファンです!!
1期の最初に出てきた時に一目惚れしました!
例え幸村や政宗に負けても絶対貴方のほうがカッコイイです!』

最初の挨拶ではもうない。
愛の告白に成り下がっている。

「そうか、ありがとよ!
最初はビビったぜ?もし政宗と間違えて買ってやがったら返品だからな」

『間違えもしませんよっ!!
私は元親が一番なのです!』

「お前ホント面白え奴だな。
なら少し説明させてもらうぜ」

なんだかんだで私と
守護霊元親の生活が始まった。

END
 

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