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□1.乱馬の妹がやってきた
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早「それはいいんだが藍音ちゃんは学校に通っているのかい?」
もちろん通っているわけもなく
玄「藍音、お前も明日から乱馬と一緒に学校に行きなさい」
『はい、わかりました』
早「じゃあ藍音ちゃんは誰の部屋に泊まるかい?一応女の子だからね、早乙女君たちと同じへやっていうわけにもいかんだろうし・・・」
早雲が悩んでいると
あ「じゃあ、藍音ちゃんあたしの部屋に来てもいいわよ」
すると乱馬はぎくっとした。
乱「藍音、やめといたほうがいいぜ。こいつかなり寝相悪いから」
あ「なんですってぇ、!!」
乱「ほんとの事じゃねえか」
いつもの喧嘩が始まってしまった。
『おにいちゃん、ちょっといいかげんにしなさいよ・・・』
乱「うるせーよ!!」
プチッ。藍音のなかで何かが切れる音がした。
『いいかげんにしてって言ってくるでしょ!?』
バギ、ドゴドカドカ!
藍音は目に見えない速さで乱馬をぼこぼこにした。
『ふうー、もうまったく大人げないんだから』
一同は心に誓った。
藍音を怒らせてはいけない。
乱「す、すまん藍音。ていうかお前強くなった?」
乱馬はもうぼろぼろになりながらも動きを見ていた。
『まあね♪』
11時となりそろそろ寝ようか?ときいてきたあかねと一緒に部屋に向かった。
あ「でも、藍音ちゃんも大変ね。あいつの妹だと苦労多いでしょ?」
『まあいろいろあるけど、それでも優しいんです。意地張ってるだけで』
そういった和気藹々とした話をしながらも、話は格闘のほうへと進んでいった
あ「そういえば、藍音ちゃんかなり強いわよね。乱馬のこと倒したときびっくりしたわ」
『ふふ、これでも早乙女家の娘だからね』
あ「こんどあたしと手合わせしてくれない?」
『ええ、もちろん。あたしもあかねちゃんと手合わせしてみたいと思ってたの』
あ「じゃあ今週の日曜日ね!それと・・・」
『どうしたの?』
あかねが気まずそうにしていた。
あ「同い年でちゃん付けだったら変じゃない?呼び捨てでよんでもいい?」
『なあんだ、そんなことだったの、じゃあよろしくね、あかね♪』
「!、あたしもよろしく、藍音!」