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□1.乱馬の妹がやってきた
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ぽかぽかとした春のことであった

トントントン

『すみませーん』

か「はーい、どちらさまですか?あら」



か「乱馬くん、早乙女のおじ様、お客様よ」
乱「誰だ?」

『おにいちゃん、おとうさん久しぶり♪』

玄「な、なに藍音か」
乱「ほんとにほんとだな?」

『そうだよ、ずっとあいたかった』

早「早乙女くん、これはどういうことだい?」
あ「そうよ、説明してちょうだい」

状況がつかめない、早雲とあかねが聞いた。

『申しおくれました、あたし乱馬の妹の藍音です』

「「「乱馬の妹!?」」

天道家全員、驚くばかりだった。

『もしかして、お父さん皆に話してなかったの?』

玄「すまない、わすれとった」
乱「忘れてたじゃねーだろこのくそ親父!」
玄「そういうお前こそ忘れとっただろうが!」

『もういいよ、けんかしないで、ね?』

あ「藍音ちゃん?だったわよね、なにがあったの?」

早「そうだよ早乙女くん。なぜ藍音ちゃんといなかったのだね」

玄「すまない説明してくれんか藍音」

『うん、それは呪泉郷であたしたち親子が修行していたときです』

__呪泉郷でおにいちゃんとおとうさんが修行していたときあたしも少し竹の上に立って見ていたんです。だけどバランスを崩してしまって気づいたときには呪泉郷の中におばれてしまっていました。あたしが元の姿に戻ったときにはもう二人はいませんでした__


あ「そうだったの、大変だったわね。ていうか乱馬と早乙女のおじ様ひどいじゃな藍音ちゃんを置いていくなんて」

『いいんです、あかねちゃん。さがしても見つからなかっただろうし』

早「ということは藍音ちゃんも変身するという事かい?」

『はい、ちょっと待ってください』

そういうと池に飛び込んだ
すると藍音の背中には羽根が生えていた

『見て目でわかると思うんですけどあたしは妖精溺泉で妖精になりました』

「「妖精!?」」

するとなびきがよってきた

な「へえ、この羽って空も飛べるの?」

『ええ、もちろんです』

すると藍音は羽を動かし空を飛んだ

一同はその光景に目を奪われていた。

『まあこんな感じです。かすみさんすみませんお湯もらえますか?』

お湯をかけるともとの姿に戻った。

な「そういえば、藍音ちゃんって乱馬くんと違って性格いいわね。かわいいし」

乱「っな!」
あ「そうそう、乱馬も見習ったらどう?」

乱「お前ら好き放題言いやがって;」

『まあまあいいじゃないのお兄ちゃん』

『まったく違う話なんですけどあたしもこの家に止めてくれませんか?』

早「ああ、うちならかまわんよ、人数が多いほうがにぎやかだしね」

『では、今日からお世話になります!!』
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