緋色の欠片短編

□昼の屋上
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ーーグゥゥ…

先程から
楓の腹が鳴っている。
が、みんなお昼ご飯を分けようとしない。

珠紀「・・・
やっぱり私のあげよっか?

『珠紀は女の子だからいい!むしろ珠紀はもっと食べろ!おじさん心配だから!』

珠紀(おじさん?)

『それに俺は・・・拓磨の食いさしがいいんだぁぁあ!』

拓磨「ふざけんな」

こんな昼の屋上風景。
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