コート上の女王様!!
□コート上の女王様!! 6
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「毛利さん!!このくいにーあーまー?だっけ?すっごく美味しいです!!」
満面の笑みで私にそうつげる日向くん。
....かわいいよ!!素直でかわいい!やっと我が部にもこういう弟みたいな癒し系が....!!
『クイニーアマンね。エヘヘ、そう言われると朝早く起きたかいがあったな〜。』
『あ、あと名前で呼んでほしいな。''毛利''っていうとどうしてもお兄ちゃんが呼ばれている気がいてさ〜。違和感があるんだよね。』
「わかりました!!綾伽さん!」
......こんな弟欲しかった。
「うぉっ!!マジでうめー!!」
『ふふふ.....。そうでしょう!もっと崇め奉りなさい!!』
「本当においしいな。な、影山!」
「...ウッス。」
.....なんかすごい見られてる。何でだろ?出会った時からなんだよな〜。ま、外見からあのことがばれることはないだろう。
『よ〜し。そろそろ片付けましょうか!!』
「毛利さん!!!」
『Σひゃああ!?』
影山くんが私の名前を叫んだ呼んだ。
びっくりして変な声でたよこんちくしょう。
『どっ...どうしたの?』
「あ、あの。この前からずっと考えてたんですけど。
俺、あの、毛利さんとどっかで会った様な気がして....。」
『気のせいじゃない?昨日がはじめてだとおもうよー?』
月バリでもみたんだろうか。変わった自信はあったのに...。
「....そうっすか、変な事聞いてすんません。」
『いいって!!誰にでもあるよ!そーゆうこと!』
『あ、あと名前で呼んでほしいな。これ日向くんにも言ったけど。''毛利''っていうとどうしてもお兄ちゃんが呼ばれている気がいてさ〜。違和感があるんだよね。』
「ウッス。」
『フフッ。試合、絶対勝ちなさいよ!!』
「!!...ウッス!!!」
...影山くんも素直でかわいいかも。
身長がちいさければだけど。