コート上の女王様!!
□コート上の女王様!! 4
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『眠い......。』
久しぶりにこんなはやくおきた。
差し入れ作りの為に朝3時起きだ。
『あ〜寝不足でイライラする。...わさびでもいれてやろうか。』
ちなみに私は料理はできないが、お菓子作りはできるのだ。
『今日の差し入れは〜おっいしい、おいしいクイニーアマン〜♪』
クイニーアマンはフランスの伝統的な菓子パンで、生地は塩気があるが、中は甘い。今日は砂糖で煮たりんごを入れようと思う。
「......何をしておる。」
『あっ!お兄ちゃん!!』
相変わらずすっごい早起きだな〜。高血圧のじぃちゃんか。
「こんな朝速くから甘味作りか。」
『そーなんだ〜。差し入れ作ってるの。』
差し入れという言葉にお兄ちゃんが反応する。
「差し入れとは、誰にぞ?」
『バレー部員。』
「男か?」
..... めんどくせー。
『....そうだy「ならぬ。」さえぎんなよ。』
「男に差し入れとは、貴様いつからそのようなふしだらn『何がふしだらなのよ。』...さえぎるでない。」
一度こうなると兄はなかなかめんどくさい。
『もう!ちゃんとお兄ちゃんの分もあるから!!時間無いし、私もう行くよ!!』
まだお兄ちゃんが何か言っていた気がするが、無視して学校に向かった。