08/16の日記

21:30
蒼き風の声
---------------
今日もまた 澄みきった
蒼空が 広がっている。

キミが空に還った あの日も
痛いくらいの 蒼空だった。

天国へは 憧れる
だけど、キミは 私を呼ばない。

空の彼方から
風の囁きが
聞こえてくる

「やり残したことが あるだろう?」
夢を 実現するために・・・

「さぁ、一歩を踏み出そう」
戸惑う私の背中を
風が そっと押した

「明日、死んでもいいように
今日を精一杯 生きよう」

過ぎたことを 哀しまないで
今は振り返らず、前に進もう
キミがくれた 残りの時間
埋めなければ 罰が当たる

キミの声は風になり 私に届く
あの蒼空からキミは 私を見ている
今は亡きその身体、 魂は空に。
あの蒼空は、キミの名前。

今日もまた 澄みきった
蒼空は広がり・・・
あの蒼き風は 笑っている。



† † †



その昔、劇団にいた時に創作した詩です。
ほんの少しだけ、手直ししました。
実話を元にした、思い出深い作品になりました。
当時の私は、少しだけ病んでいたようです(笑)

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ