誰だって何が起こるなんて分かるわけない!!
□いーち。お出かけするなら家に手紙ぐらい置いて行きなさい!!
2ページ/3ページ
あれから田舎?の街をさまよって
2時間ぐらいが経過していた
名無しはようやく…
ようやく見つけた公園に来ていた
『ようやく見つけたぁ!!!
田舎は公園少なくて困っちゃう!』
早く座りたかった名無しはベンチに座ろうとした。
だけど−−………
『あの〜?私座りたいんですけど…』
「………」
目の前には名無しが座りたくて座りたいベンチがあるのだが、オッサン?が寝ていて座れない
名無しはベンチで寝てるオッサンに一声かけた
『生きて、いますか?』
…けど全く反応がない
−−もしかして死んでる?−−
と思ったけど息はしてるので死んではいなかった。
−−それにしても、どうしてここの公園はベンチが一つしかないんだろう
もっと沢山あればいいのに−−
そんな事を思いながらオッサンを起こし続けた
『起きて下さい。皆が迷惑してますよ!私だけだけど。』
−−何回起こしても、揺さぶっても、声出しても全く起きない
何でだろう?−−
最後に言って起きなかったら諦めようとした名無しだったが…
『起きて下さい!風邪ひk「そいつに言っても無駄だろ」へ?』
後ろから声がした方を見ると−−−……
『天然パーマ?』
「何ですかァ?オタクがサラサラストレートだからってそう言う言い方は失礼じゃねェの?」
『実際サラサラストレートだから。アナタは天然パーマでしょ?それともパーマ?」
天然パーマの人は目を丸くして私の方を見てきた
『それより、このオッサンとお知り合い?』
「あ?あぁ、まぁな。アンタは?」
『ベンチに座りたくてしょうがない少女』
「じゃなくて名前聞いてんだよっ!」
『この人の名前は知らないよ』
「チゲーーーッッ!よ!!誰がこいつの名前教えろっつたよ!お前の名前聞いてんの!!!」
『あぁ!なる程!!私の名e……
………それより、アナタだれ?』
−−後ろを振り向けば天然パーマの男の人
そして話かけてきた
それにまず、自分の名前を言わずに相手の名前を聞くという…
これはいわゆるさg「そんな事ァするわけねェだろ!!」
『心の声まで聞こえてる!?』
「マルッキリ声に出してましたから!!」
−−そんな事を言う
私は出した覚えがないのに…
自覚無しって怖い−−
「テメェーの事だろ!
ったく…俺ァ坂田銀時。万事屋のオーナーしてる。
で、こいつは−−……」
指をさした方に目を向けると
「やぁお嬢ちゃん。さっきは悪かったな」
−−さっきまで寝ていたオッサンが起きているううぅぅぅ−−
→