†Cross&Rose† 〜紅華の女神〜

□勝利の高校デビュー
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†Story†

「はっ…!!!」

私は、夢を見た。 それは、幼なじみ達とあの花畑で遊んでいた夢。 そこまではいいの。 だけど、その後が怖かった。

「はぁ…はぁ…ι」

母『華奈慧〜!!もう、健人君達が迎えに来てるわよ〜!!!』

「えっ!?」

母『早く下に来なさい〜!!!』

「って、今何時!?」

母『華奈慧〜!!』

「やばっ!!寝坊した!!…はぁ〜い!!」

華奈慧は、すぐに制服に着替えて健人達がいる玄関へと向かった のだった。

「みんな、ごめん!!寝坊した!!」

今日は、勝利の高校デビューの日なのにまさかの寝坊…ι

健「華奈慧、まだ春休み気分か?」

風「ふぁ…眠ぃ…ι」

勝「もう一人、春休み気分がいるねww」

「違うの!何か不思議な夢見たの」

風「へぇ〜、どんな??」

「えっと…」

華奈慧は、今朝見た夢を話した。

健「そんな夢を見たんだね」

「うん。でも、夢よりかは幼い頃の記憶みたいな感じがするんだよね だけど、記憶だったら今、生きてるのはおかしいよね?」

勝「華奈慧は、何も思い当たらないんだよね?」

「そうなんだよ。強いて言うなら左胸の印が疼くぐらいかな?夢と何 か関連してるのかな?」

風「朝っぱらからかたっくるしい話しすんなよ…今日は、勝利の高校 デビューだろ?」

「あ、そうだった!!勝利、高校デビューおめでとう♪♪」

勝「ありがとう♪みんなも進級おめでとう♪」

風「あぁ…、勝利もおめでとう」

風磨が少し照れたように返事をしたら、健人、華奈慧の順に

健「ありがとう♪勝利もおめでとう♪」

「ありがとう♪」

っと、応えたのだった。 そして、他愛もない話しをしていたらいつの間にか学校の校門に着い たのでした。

「わぁ〜!クラス替えだぁ〜!!どうだろう!?」

健「仲の良いやつと一緒だといいな?」

「うん!!!」

勝「高2なのに、まだまだ子供っぽいねww」

「勝利が大人びすぎなんだよ!」

勝「はいはい…ι」

健・勝(やっぱり子供っぽいww)

風「華奈慧、クラス表見に行くんだろ?」

「行く行く!!」

風「ほら、さっさと行くぞ」

「風磨〜!!待ってよ〜!!」

健・勝「「ちょ、風磨!置いていくなよ(かないで)」」
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