†ANGEL story W†

□†【8】†
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トイレで席を外し
戻ってくると
カスティエルがノートパソコンの前で
《…………》
固まっていた

そっと背後にまわると
【!!】
カスティエルが見ていたのは
俺が消し忘れた
アニメのエロ動画だった

慌ててノートパソコンを閉じようとしたが
……慌てて閉じる
年齢でもねぇな…と

何となく
こいつには見せるのは…と
毎回慌てて閉じてたが
《………》
人間になり
性欲に目覚め脱童貞をしたんだ
寧ろ男ならエロ動画を見ることは
健全だと俺は思った

だが…
【…
背後から見た所
何となく
カスティエルの下半身が反応を
してるのは確かだが

こいつ
このあとどうすんだ?と
変な興味がわいた

俺はそっとまた
カスティエルから離れて
影から興味深々で見ていた
まさかの一人マス掻きをすんのか?と

暫く経ち通常の男なら
あんだけ勃起すりゃ
そろそろ下着の中へ手を入れて
直に握り弄りだしてもよいころだが…

何やってんだアイツ…
《………》
全くそっちに手がいかねぇ

下半身に違和感はあんのか
モゾモゾと動かしてはいるが

あ…知らねぇのか?
【………マジか】
一人でする事を

おいおいキャス
おまえはどんだけpureなんだ?

気付けばいつの間にか
テーブルに顔をあてて
体も預けて……あ?…マジか?
気づいたのか?
一人でどう処理するかを

またそっと
天使の背後にまわった
《‥はぁはぁはぁ》
逆向きを向いていて
顔は見えないが
両手は…下半身を
【!!】
押さえてるだけかよ

天使の肩に手を当てると
ビクッ!!身体を跳ね上がらせ
《はぁはぁはぁ…ディーン
ッ…どうしたら…ッう゛』
まるで身体が壊れた?ってくらいに
不安気な顔をし俺を見た

カスティエルの耳元で
【一人でする方法を
教えてやろうか?】
《…ッ》
ゆっくりとした口調で囁いた

天使は俺の言葉に身震いをし
更に肩を激しく上下に揺らす
性欲のスイッチが更に入り
耳朶まで赤く熱で染めた

朦朧とした目付きで
俺を見つめる目は
青がゆらゆら涙で揺れていて
最も俺が好きなこいつの
強烈な程に美しい表情

《…ディーン??》
【キャス…人間の男はな
童貞を脱するだけじゃなく
一人で処理する方法も
知らなきゃなんねぇんだ
でなきゃ身体がおかしくなる
溜めるのはよくねぇ】

《……はぁはぁ…うむ》
【じゃあ先ずは
俺の部屋に移動しようか
これは集中力が必要だ】

《わ…わかった
だが…動けぬ‥はぁはぁはぁ》

天使を運び自室へ
ベットにキャスを下ろし座らせて
【ズボンと下着を脱げ…】
俺は立ったままで言葉を投げた

キャスは俺を見て下半身を見て
恥ずかしそうにズボンと下着を脱いで
腹まで起ったペニスを両手で隠した

【‥おい
んな見慣れたモノを隠されても
逆に気まづいわ
それ女の前でやるなよ】
《??》

【オカマ野郎だと思われる
男なら堂々と見せろ!】
《‥‥》

【…OK
じゃあ先ずは付け根を握れ】
《‥

【そのまま上下に擦るんだキャス】
《‥痛い》

【あ?】
《‥滑らない》

【…おいおい
そんくらいで痛みを感じんなよ
仕方ねぇなワセリンでも塗るか
ほらコレでいいよな?】
《‥ッう゛》

【??】
《はぁはぁ‥ディーン
きみがやって?》

【………マジかよ
じゃあ手の動きを覚えろ】
《‥うむ》

キャスの腹まで起ったペニスを
付け根から尖端まで
手で扱いていく
ワセリンで滑り擦られる感触に
キャスの身体が反っていく
【…上も脱げ】
《ッ!》
耳元で囁けばキャスは
身体を震わせ身悶える

ああ〜…俺は生殺し状態だキャス
【…
こんなに美味そうな
《はぁはぁはぁ…ッ》
天使がいるのに

最初から教えるとかじゃなく
襲うスイッチを選べばよかったぜ…クソ!













ベットに裸体で倒れる天使は
自身の精液で腹を汚す
イッたばかりで
ぼうッとした目と薄いピンクの身体が
生々しく妖艶に見える

我慢をしろと

襲うなと

何度も俺は理性を保っていた
今だって…

天使の白い腕が俺の足にのびる
そして俺の内股を
真っ白な掌が
ジーパン越しに撫で
《…はぁはぁはぁ
きみのも…ジーパンを
突き破りそうだ…ッ》
まるで誘うように甘い声で
言葉を投げた

【…久しぶりの
おまえとsexだ
キューピッドを捕まえる以来じゃねぇか♪】
《……確かに
私とは久しぶだ》

【sex自体久しぶりだ
…そんな余裕なかった
まぁ…今もだがな】
《サムか…
今は大丈夫なのだろう?》

【………ああ
おまえが心配する程ではないな】
《そうか…よかったな
エゼキエルは良い天使だっただろ》

あの天使を浮かべ苛ついて
俺は頭の中の天使を振り払い
【キャス…この話は仕舞いだ】
ギシッ…ベットに上がり
《…ッ…くく》
キャスの足の間に膝をつけ座り

【baby…女も男も
腰ふる方は仕方は同じだ
ちゃんと俺の腰の動きを覚えろよ
ついでにな♪】
《む…無理だ…はぁはぁ》

【なんで?】
《…きみとは良すぎて
私は…意識を保てない…ッ》

【…………】
《ディーン…
きみに本当は早く会いたかったが
コンタクトが…取れなかった》

【…エイプリルがもし
死神じゃなかったら
おまえはきっと…
そのまま暮らしていたさ】
《……》

【おまえは…相手が
優しくし味方になると
コロッと懐く
素直な奴は皆そうだ
きっと…サムだって
俺が居なければそうなった】
《…ディーン
確かに私は彼女が
死神だと知らぬ時は
そう…思ってしまったが
だがきっと
きみが恋しくなり
彼女から離れていたかもしれないさ》

【…俺がおまえの
初めての人間だからな】
《…うむ…そうだ
何かもきみが初めての人間だディーン
女性とのsexは死神が初めてだ》

【…死神はどうだった?】
《私をいたぶり殺した…
それが無ければ最高の夜だった》

【あんだけ真っ直ぐ帰れと言ったのに
ウロつきやがって…
ヒッチハイクでもすりゃ
おまえの容姿なら乗せて着いてた】
《…ヒッチハイク??》

【歩道で親指を上げるんだ
すると親切な人間は
おまえを乗せてくれた
それを繰り返していたら
此処に着いてたさ…】
《…なるほど》

ジッと見つめるキャスの額に
キスを1つ
くくと笑ったキャスの首筋に
またキスを1つ
《…ッ》
首筋にキスをされ身を捩り
また快楽に染まりだしたキャスに
【下半身を俺の腰に巻き付けろ】
そう言葉を投げた

天使が上げた腰の間に枕を挟み
ワセリンを塗った指を2本
《ッあぁ!あ゛ッ…》
キャスの尻の中へと挿入した
【…前立腺を
久しぶりに弄られるのはどうだ?
気持ちがいいか?キャス…】
ビクンッと身体を跳ねらせ
喘ぎ声を上げたキャスを
快楽へと沈めるように
体内を強く擦る

【おいおいキャス…
ダラしねぇペニスだな
尖端から漏れてるぜ?】
《ぅあッ‥んんッ‥ディ‥ン
はぁはぁはぁ…もっ…と
ゆっくり…ッ》

【あ?ゆっくり
どうして欲しいって?】
《んあ゛ッ!な…なか
こす…ってッ…》

【餓鬼同士のsexじゃねぇんだ
人間になったら
天使の時よりも何倍も
クルだろ?快感が…くく】
《はぁはぁはぁ…ッ》

さて…そろそろ解れて
いい感じになった
俺の肉棒を愛してもらおうか

指を2本引き抜き
代わりにペニスを尖端から
グッ…と中へ押し込む
《ッ!!》
熱くて太くて長い俺のを
銜えこんだ天使は
一層身体を反らせて

【ッ!?】
俺の胸に2度目の射精をし
《…………》
そのまま意識を…飛ばした

【…おい…嘘だろ?キャス!】
《……………》

【マジか?
俺のはどうすんだ!?おい!
クソキャス!起きろ!早漏!】
《…………………》

【……仕方ねぇ
寝てるおまえで果すきは起きない
……マジかよ…風呂いくか
ついでにお前も洗ってやるよ】
ぎゆッ…
《…ディ‥ン》

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