†SPECIAL story†

□†【9】†
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ーcastielー



俺は駐屯基地と言う場所へ
車を走らせている

理由は任務を終えて
キャンプへと帰った俺に
チャックがある願いをしたからだ

これは
とても重要なある意味任務だ
そして俺が行くことが
一番効率が良い任務だ

ーカスティエル!カスティエルーッ!!ー

ー…?ー

ーはぁはぁ…おかえり
あの‥頼みがあるんだ!ー

ー頼み?…どうした
言ってみろチャックー

ーガ…ガソリンを
番犬達から分けてもらって
きてほしいんだ!ー

ーガソリン‥‥ああ
車の燃料だな
ああ〜…チャック
それは俺が単品だけでは
簡単には譲ってはくれないのだ
何か貢ぎ物はあるか?ー

ー…貢ぎ物?
てか…いつもキャスに
任せちゃってるけど
どうしてたの?
貢ぎ物なんか必要だったの?ー

ーああ〜…
一番始めにガソリンを
分け与えて貰いに行った時
俺は手ぶらで行ったのだが…
‥‥‥‥‥‥‥はぁー

ー??ー

ー…フ●ラを変わりに
番犬のボス犬にさせられたのだ
あ…彼だ
ヘンリー大佐のペ●ニを
これはリーダーには内緒だぞチャックー

ーえぇええッ!!●ェラ!!?
だ…だから大佐が
カスティエルに……なるほどー

ーしーッ!!…声がでかい
その後からは
俺が相当のショックを受けた姿をみた番犬が
他に何か貢ぎ物を持って来いと
ガソリンは彼等にとっても
大事なものだから
簡単にはあげられないとー

ーカスティエル…ううッ…ー

ー泣くなチャック…
俺はガソリンを必要だと
強く理解している
口を貸すくらいで安くすんだのだー

ー泣くよ!健気すぎる…
いや謙虚すぎる…キャスー

ー…で
貢ぎ物はあるか?
そのフェ●以降は
ディーンの酒を数本拝借して
行っていたのだが…
それを番犬達に与えて飲ませて口封じし
こっそり大佐がガソリンをくれていたのだ
今日は部屋にリサといるから
それが出来ないのだ
あ…内緒だぞチャックー

ー…貢ぎ物…な……ないよ
てか!絶対にディーンに
ばれてたんじゃ…ー

ー…仕方ない
俺の身体をまた使うしかないのだなー

ーえぇええッ!!ー

ー…他に何が出来る?
俺は男だ
尻を貸すくらいどうだっていい
‥‥ガソリンは重要なものだろ
それに大佐には命を救われているし
彼の部下達も良くしてくれている
恩返しを…奮発しなくてはー

ー……嫌そうな顔で言っても
どうだっていいって伝わないよ
それに全員とs●xなんてしたら
カスティエルのア●ルがガバガバになるよ!ー

ーガバガバ??
……仕方がないだろう
リーダーさんにバレなければ良い
俺の尻は…ディーンのだから
俺とチャックの秘密で終わり
大事なガソリンを手に入れられるー

ーうぅ…ー

ー良いかチャック
内緒だぞ…ー


鉄のバリケードを
許可を得て通り抜け
コンクリートで出来た
デカイ建物が並ぶ基地の中へ

駐車をして一番に向かったのは
知った顔の迷彩柄の服を着た
複数の兵士のもとへ歩く

ーやぁ♪カスティエル
今日はどうした?ー

《今日はガソリンを
分けて貰いに来たのだが…》

ー緊急か?ー

《ああ…そうらしい
大佐は…居ないのか?》

複数の兵士達が
慌てた様に
仲間内で会話をして
俺に…

ー今日は大佐は出ていて
その代わりに
中将が指揮っているから
‥‥‥ガソリンを
分け与えるのは難しいー

《‥中将?》

ーああ…世の中金の
嫌な奴なんだー

《大佐より
位が高いか?》

ーああ‥
大佐より肝も座ってるー

《‥??》

ーえっと…
嫌な奴なんだ!まじで!
きっと分け与えては
くれないと思うんだ
明日の夕方には
大佐が戻って中将は戻るから
明日に来てはどうかな?カスティエルー

明日か…
明日も数台車を
使用するとディーンが
言っていたな

《‥‥‥》
此処に来るまでに
貴重なガソリンも
使用してしまっているし
手ぶらでは帰れないな

ー…キャス?ー

《‥‥困った》

ー…うッ…ー
ー困ったのか…ー
ーどうする?ー
ー困ったな…ー
ーでも…会わせない方が
カスティエルはいいよなー

《‥??》

ーいや…
大佐は元はノンケで
きみにだけ惚れてるんだが
中将は…根っからの男色で
カスティエルを会わせるのは危険なんだー

《‥危険?》

ーs●xを要求してくるよ
確実に!奉仕させまくって
‥‥気に入れば
ガソリンを分け与えるかもしれないけど…ー

《‥元より
そのつもりで来たのだが
今日は…君達への
貢ぎ物もないのだ…》

ーんなッ!!ー
ーな!な!なんだって!?ー
ー本当か!?カスティエル!ー
ーとうとう
きみとできるのか!?ー
ー中将になんて
勿体ない!俺達で何とかー

考えて居なかった
予想外の番犬達の慌てた反応
《‥ガソリンを
持っていないと
俺は帰りづらい…》
これは…上手くいけば
彼等がガソリンを…

ー何をしている!!
持ち場に着け!ー

分け与えては…
ーひいッ!!ー
ー来た!ー
ー悪魔が来た!ー
ーカスティエル逃げろ!ー
ー奴は最低だ!
すまん!カスティエル!
持ち場に戻るよー
‥‥‥くれなそうか

ーほう…なんだ?
見ない顔だな
住民生存者か?ー

舐め回す様にジっと見られる
《‥‥ああ》
この人間が中将か
‥‥ある意味デカイ人間だ
いや豚か?
取り合えず…醜い人間だ

ー…何をしにきた?
支援物資の要求か?ー

む?俺の要求を
聞いてくれる…みたいだな
笑顔で見ている
要求を言ってみようか
《ガソリンをくれ》

ー……………ー
あ…顔が固まった

《‥む…無理か?
困っている…
俺達も感染者や悪魔を退治し
隔離区域内を回っているから
ガソリンが必要なんだ…》

ー…一般住民集団の
兵士の一人か
国の為に協力し
戦う事はとても素晴らしい事だー

《‥ああ
全力で殺している》

迷彩柄の服を着た番犬達が
言っていたよりも
嫌な人間では無さそうではあるが

ー……うむー

先程から…ずっと
《‥‥‥》
俺の顔と下半身を交互に
凝視しているのが嫌だ

ー…話をしよう
私の部屋に来なさいー

《‥‥ああ》

嫌だが…元より
身体を使う為に来たのだ
ガソリンを分け与えられるのであれば
仕方がない事だ…
こいつは何より俺より位が高い

猿は物物交換が主だと
ディーンが言っていた
俺の身体とガソリンを
交換するのだ


中将と言う豚人間の部屋は
《‥こ‥コレは?》
何やら悪趣味な飾りが多かった


ー象牙だよ
さぁ…そのソファーに座りなさいー

中将と言う男に言われ
俺はソファーに腰を下ろした
腰を下ろした俺の背後を
ウロウロと歩きながら
ー…ガソリンを買うなら
分け与えるのは構わない
また上にこちらは
足りなくなった分を送らせればいい
ただ…きみは金を持って来ているか?
見た感じ手ぶらに見えるが…ー
言葉を投げた

《金はない》

ー…うむ
では…どうする?
どうガソリンを手に入れようと
此処に来たのだ?ー

《‥‥‥‥》
身体を使う…と決めて来たが
この脂ぎった男に使うと思うと
‥やはり俺は言葉がでなかった

醜いから

あ…明日に出直すかな
ー…なまえは?ー
大佐が相手なら‥ディーンも
《カスティエル…》
赦すだろう俺の行為を
俺達には金が無いのだから

ーカスティエル…ほう
まるで天使の様な名前だなー

《‥天使では無い》

ーわかっているよ
ユニークな奴だな
歳は…私の範囲外なのだが
美しい容姿だなカスティエルー

《ありがとう…
自慢の器だ》

ー?ー

《ああ〜…自慢の…身体だ》

ーでは
その自慢の身体で
ガソリンを買って貰おうー

《え!!》

中将と言う脂ぎった男は
俺の頬を撫でて
目の前に小さな刃物?
ー…私は象牙の様に
真っ白な
つるつるした物が好きだ
きみはとても白くて美しい
後は…風呂場で体毛を全て剃れー
《!?…全て?》
ー髪と眉は残せー
《‥あ‥ああ》


何やらこいつは
趣味が悪いだけでは無い
だいぶ危険な匂いがする…

《‥風呂場は?》

だが…ガソリンの為には
仕方がない
腹をくくろう

風呂場で言われた通りにし
俺はまたソファーに戻る
用意をされていた
バスタオルのみを羽織り

中将と言う脂ぎった男が
俺の身体を見て
ニヤニヤと笑いながら近づき

《‥!?》
ー…おまえも
きもちよくさせてやるー

首に何かを射たれた

ー媚薬だよカスティエル
きみも楽しめ
楽しんでガソリンを
持って帰るといいー
《‥媚薬?…ドラッグ??》

ーああ…そうだ
即効性があり強力だ
ほら…もう立ってはいられないー
《うぅッ…はぁはぁ
た…確かに…即効性が…あるな》

ーああ…
きみはドラッグをやっているのかー
《‥た…たまに…はぁはぁ
あつ…い…はぁはぁ》

ードコが熱い?ー

《か…下半身が…はぁはぁ
滾るように‥熱く…疼く》
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