†SPECIAL story†

□†【4】†
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ウィンチェスター兄弟と時間を共にしてきた
世の終わりを迎えた日まで
兄弟の予言者として時に
彼等より先に未来も見た

天使のカスティエルが
力を失った時
俺の予言者としての力も失った

どうやら俺の予言者としての力は
ルシファーに支配される
結末を迎えた時点で
不要となったんだろう

俺は今
生存者で肩を寄せ会うキャンプで
生活用品や食材の物資担当を任されている
重要な役割だ荷が重い

だけど
その役割を貰った事は
この収容所キャンプのリーダーである
ディーンにとって俺は
重要な人物と認識されていて
そして何よりも
壊れた世界で生きるのに
糧となっているんだ

「……うーん
生活用品が……危険だ無くなる
また援助物資を頼まなきゃな
オ偉いさんに」
【…チャック
行ってこい】

「…俺が?」
【あいつらの
顔を見たくない】

頭を下げて
頼むのが嫌なんだねリーダーさん

【空の店もまた回って
俺は弾を探してくる】

「…だいぶ隔離区域の
奥まで行かなきゃだろ?

【だが
どちらにせよ
コルトを探すのに
奥地へ走り回る事にはなる
コルトはあちこちに
移動しているからな】

「ふぅ〜…取り合えず
報告したから
俺も何とかするけど
リーダーも宜しく」

【…ああ】

ディーンは忙しい
コルトを探すのに
それはルシファーを倒す事に繋がるから
世界の復活と修復の為に

「…あ
カスティエル!」

ウッドハウスから
元天使のカスティエルが
外へと出てきた

《…チャック?
どうした》

「どうしたの?じゃないよ!
下着一枚で
外に出るなって」

《…ダメなのか?暑いから
みんな…嫌がらないし
俺が下着だけで
外を歩くのを♪》

「…ラリってる」

確かに元天使のカスティエルの体格は
男の俺が見ても綺麗だ

腰はあんなに細く華奢なのに
筋肉のつきかたが綺麗で
更に更に…真っ白な肌
まるで本当に天使だ

《くく…チャック?
勃起してるよ♪》
「はッ!うわッ!
また!?」

いや…元天使なんだけどね中身は
丸い尻が…堪らない

《あれ?
みんな勃起してる
くく…ははは♪》

「………」

歩くダッチワイフの様な
綺麗な体型に
キャンプの生存者の男女は
元天使のカスティエルに夢中だったりする

まぁ
カスティエルの裏に
【キャス!!】
あの強面のリーダーが
《あれ?リーダーさん
今日は任務は?》
ピッタリついているから
中々手を伸ばせる人間は居ないけど

【おまえは
喰われても知らねぇぞ!?】
《??…化け物に??》

【……】
《暑いんだよ…
だって真夏だからいいだろ?
下着一枚が駄目なら
何故海水浴場は許される?》

【場所を弁えているからだ!
此処は海水浴場じゃねぇ】
《…ちッ》

【何でおまえがキレる】
《あ…そろそろ
彼女たちが来る時間だ
準備をしなきゃ…じゃあディーン》

【来ねぇぞ教祖さん…】
《え?》

【今日は集まりは無いと
伝えさせたからな】
《何故?勝手な事をするな!》

元天使のカスティエルの下着一枚の姿より
彼らのイチャブリの方が
だいぶ周りには刺激が強いと
気づいてないんだよな…この二人は

【おまえは今日は
俺一人の相手をすんだよ】
《!?》

【……】
《俺ときみでsexを?》

【来いよ…】
《ああ〜…ディーン
今日は抱かれるのでは無く
抱きたい気分だから
きみの相手は》

【何か言ったか?】
《……………いや》

逃がさないと言わんばかりに
ディーンはカスティエルを担ぎ
《ッ!?》
【…♪】
パンッ!上機嫌に丸い尻を叩いた

「…今日は
平和だな♪」


元天使のカスティエルは
新興宗教の教祖化した
肉体的なやつエロ宗教
カスティエルのペ●スを求める信者は多く
カスティエルのウッドハウスは
いつも……華やかで賑やかだ
中には男も信者志願して来る人間も
いるらしいが
それはディーンが駄目だと言うから許可はしないらしい

「…羨ましいなカスティエル」

俺の恋する彼女も
カスティエルのペ●スの信者の一人だ


今日は夜から移動の任務らしく
日中は元天使のカスティエルを独占し
リーダーのディーンはカスティエルと籠った

週に2〜3回
二人とも女ともするけど
二人でsexした日の方が
顔色が全然違う
気づいてないけど二人は

もう堂々とカップルだと
宣言しちゃえばいいのにな
皆知ってるんだからさ

「……はぁ
救援物資頼みに行くかな」

今日は元天使のカスティエルは
ディーンと同行しないんだよな
車を出してもらうかな…
カスティエルはオ偉いさんの番犬にも人気だから
カスティエルが行くと会話が和む

元天使のカスティエルのウッドハウスへ
小窓から中を覗き様子を見る

「……ああ〜…ディーン
元とは言え天使に…」

ちょうどカスティエルが
ディーンの立派なペ●スを
フェロモンだだ漏れの目をし
咥内に含んで美味そうにしゃぶってた

「……て
事はまだまだ
カスティエルは解放されないな…」

続きは見たいのは山々だけど
…バレるとね
ディーンは怖いから
カスティエルの事になると余計に
腕を折られた奴を知ってる

「足りない物資を
書き込んでおかなきゃな…」

もう
きちんと寝れてる事なんて
このキャンプの中の人間は居ないだろう
いつ自分達が
隔離区域から飛び出した感染者や
悪魔に命を取られても
おかしくない状況の中で
生活しているからだ

そんな生活の中でも
俺が昔から知る者は
我等のリーダーのディーンと
元天使のカスティエルだけになって
二人とも変わってしまったけど
ソレを誰も責める事は出来ないから

ディーンが酒と女とsex
強面の冷酷で棘がある
強い強いリーダーでも

そのディーンと共に変わった
ドラッグを服用して
新興宗教を開いて集団sexや
酒に飲まれて
ラリってるカスティエルでも

「…今日は一段と暑いな…」

誰も責めはしない

誰も責める事はできない
「………!」

ウッドハウスから
高くてエロい喘ぎ声が聞こえだす
どうやら本番が始まったな

こうやってる時間すら
小さな平和に感じるのは
何年か前では
考えられないよ

「………」
元天使のカスティエルはどんな体位を
ディーンとは好むんだ?
そんな馬鹿な妄想をする
今の自分に笑ってしまった

ー…あッ!あぁッ…
ッ…ディー‥ンー

天使が…

「…カスティエル」

今日も鳴いている

地上が壊れて泣いている
気丈にふるまっていても…

ー…はぁはぁ…キャスー

「キャスの声はエロいなぁ…」

彼は一番泣いているのだ

変わり果てた天使の自分と
変わり果てた地上と
変わり果てた恋人と

見放した天使達と
消えた神に

ー…はぁはぁ
ディーン…はぁはぁ…
きもち…いい…ッ…ー

ー淫乱め…ー

「…淫乱…キャス…ッ!」

二人が走り続ける限り
俺も彼等と走り続ける
影でキャンプの生存者を守る者として

ーはぁはぁ…ディーンー

ー…はぁはぁ…なんだ?ー

ーだ…誰かが…外にいる
けはい…する…はぁはぁー

「ひいッ!」

リーダーと元天使を支えるんだ

【……チャック】

「や…やぁ…ディーン
素晴らしい胸筋だね」

《はぁはぁ…チャック?
なんだ…交ざるか?》
【!?】

「えぇえええッ!」

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