†ANGEL story U†

□†【9】†
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俺とサムの前に

突然現れた悪魔が4体

その中の1体は
ジョーとエレンを殺した
憎い悪魔女だった

そいつは言った
クラウリーは何処だ?と
理由はシンプルだ
前魔王ルシファーの後釜の
クラウリーが気に入らない
自分はルシファーの信者だ

そいつは更にこう言った
クラウリーを殺したい
協力しろ…と

悪魔女の言うことに
俺は協力なんざしたかないと
そう反対をしたが

今度はサムが言った

ーまずクラウリーを殺す前に
僕の魂を奪回させるなら
タッグを組んでもいいー

サムは…本気で言ったのか
あいつは
魂が無い感情が無い

それに…なんとなく
元の自分に
戻りたくはなさそうだから

だが確かに
どちらにせよ俺達は
クラウリーが魂を戻せると言った事と
まるでペットの様に
扱われている
今から抜け出したい

ー他に方法はあるのか?ディーンー


ーあいつらは裏切るー

ー保険を連れていくよー

ー保険?ー

いや…無理だろう
あいつは忙しいと
滅多に顔を出さなくなった


ーディーン…ー
ー…やぁー

ーマジかよ
どんな手を使ったんだ?ー

ーはは
なかいいから僕たちもー
ー………ー

ー…ま…まぁ
いいさ…キャス
宜しくなー

悪魔女達との同行に
天使が味方で現れた
これで俺達の命は
悪魔女達からは補償された


俺達はクラウリーの居場所を見つける為に
叔父のアジトへ潜り込んだ
何かクラウリーの秘密を持っていないかと

まぁ
バレて見つかったが
お陰で叔父の…秘密を知った
クラウリーに協力する事で
娘が戻ってくると話した

娘とは…俺達の亡き母親だ


馬鹿げている
クラウリーの言葉を真に受けて
何よりも
俺達の母親を殺したのは
クソ悪魔だ!

悪魔野郎が約束を守るとは思えない
それに…誰かを生き返らせる
為の俺達家族の
自分達の犠牲の連鎖は

止めなくてはいけない

ー………ー
ー………ー

ー…なぜ
この男も可愛いと言いながら
女の尻を叩くのだ?ー

止めなくては…いけない

ーおいキャス…
男だけの部屋でポルノは見るな
それと内容を言うな
それと…何で勃起してんだクソ天使が!ー

ー………ー

結局叔父のアジトでは
クラウリーの居場所を吐かなかったが
俺達のホテルへやってきて
クラウリーが魔物を生け捕りにして
捕獲している居場所を教えた

俺とサムとキャス
そして魔物女達と
その場所へと向かった

その後は…はっしょる
何だ腹立つ場面があったからな

とにかく
途中で叔父に裏切られ
キャスは飛ばされちまったが
なんとか
俺とサムと悪魔女で
クラウリーを追い詰めたんだ

そして
クラウリーはサムの魂を
地獄から戻せない事を知ったんだ
クラウリーを悪魔女が拷問中に
嵌めていたトラップに
亀裂が入り
奴が自由になっちまった

そこにあらわれたのが
うちの天使だ

うちの天使はある物を見つけてきた
それは…クラウリーの生前の頭蓋骨

悪魔を殺す方法の1つ
その頭蓋骨を燃やす事

キャスは天使の力で
地獄の王クラウリーの頭蓋骨を燃やした


これでまた…サムの
魂を取り戻す方法は
振り出しに戻った

[…ディーン
この事件追わないか?]

【サミー…
少し眠らせてくれ
てか寝ろよサム】

[一人で行く
僕は全く眠くない]

【ダメだ!
おまえ一人で行かせられねぇ】

[じゃあ準備をしろよ]

【…oh↓↓】

隣のロボサムも勿論正真正銘の弟
だが…
違う…違う違う違う
【クソッ!!違ーうッ!!】

[…大丈夫?]
早く俺の大好きなサミーに会いたい

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