†ANGEL story†
□†【3】†
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《………》
[…………]
【……やだ】
[いやいや…仕方ないだろ?
反応がアレなんだディーン]
《…嫌いなのか?》
【ふ…二人で行ってくれよ
キャスがいれば…大丈夫だろサミー】
[ディーン…
キャスは一歩間違えれば
爆弾だ]
《…??》
【…………】
[二人だけだと
キャスを見ていられないだろ?
新聞の中で僕の名前を見たいのか?ディーン]
《…私は爆弾ではない天使だサム》
【…ッ!】
[まぁ…アレに乗っている
ある人間を抹殺したい
幽霊の仕業だとわかっているから
的は決まっていて今回はキャスの力は
必要が無いけど考えてみろよディーン
僕が目をはなしている時に
キャスに持たせた鉄の棒が
違う場所にあたって風穴開いたら…]
《…サムそんな事はしない》
【…………】
ディーンの顔色が悪い
何やら酷く
これから行く先に
恐怖を感じている様だ
【…たのむよ
飛行機だけは…ッ】
飛行機が苦手らしい
《ディーン…大丈夫だ
落ちる前に私が
おまえを救える》
【!】
[………乗客みんな救えよキャス
いいか?頼むから
キャスもついてくるなら
機体だけは穴をあけるな]
《………ああ》
【…なんか勇気でてきた】
飛行機か
初めてだな