僕たちが出逢えたキセキ
□キセキの日常 6
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今日は、近くの神社で秋祭りだ。
「くーろこっち♪」
「わっっ!」
声をかけられ、振り向くと黄瀬君がいた。
「何かその反応傷つくッス...。」
「狐のお面していたら、誰でも驚きますよ。」
「変装ッスよ。」
目立たないようにするため、だと言う。
「ま、その方が俺らは、嬉しいし?」
「青峰君。」
声がする方を向くと、
「やっほー、黄瀬ちん、黒ちん。」
「まったくなのだよ。」
「みんな、揃ったみたいだね。」
残りのメンバーがいた。
「早速で悪いんだが、先に回っといてくれ。」
………。折角のお祭りですし、
みんなで周りましょうよ。
「何かあんのか?」
「あぁ。そこのステージで、将棋大会が、
あるらしいんだ。一応参加しにね。」
指を指す方向には、たくさんの人がいました。
なるほど。それならば、仕方ないですね。
「プロもいるんですか?」
「そうみたいだね。ま、暇があれば、見においで。」
そう言い残し、
赤司君はステージのところに行った。
「ま、回るとするか。」
「綿菓子、林檎飴ー。」
それ目当ての様にしか聞こえませんよ?