愛せなくて、ごめんねhp

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もう学年末パーティーです


「あー!!やっと見つけた!」
『あ、シェルとアロエじゃん』
「あ、じゃないわよ!あ、じゃ!!」
『何でそんなに慌ててるのよ』
「何であんたはむしろ落ち着いてるのよ・・・まったく・・・」
「なんで先に行くの!」
『だって2人ともスネイプ先生に怒られてたじゃんよー』
「ぐっ・・・それは・・・」

そうなんです馬鹿だからスネイプ先生の授業で爆睡っていう失態を犯して怒られてた2人なのです!!まあ私も危なかったけどね!!ねてないよ!!

「それにしてもスリザリン一色ね」
「学年末なのに気分最悪だわ」
『まあまあ』
「セツラはそこまで気にしてなさそうね」
「去年までは心底機嫌悪くなってたのに」
『そうだっけ??まあ、」

丁度校長の言葉に遮られた

「また1年が過ぎた!!一同ごちそうにかぶりつく前に、老いぼれの戯言を
お聞き願おう。なんという1年だっただろう。君たちの頭も以前に比べて少し何かが詰まっていればいいのだが、新学年を迎える前に君たちの頭がきれいにさっぱり空っぽになる夏休みがやってくる」

なんていう前置きをし私達学生が気になっているであろう寮の順位の発表に入った。4位グリフィンドール、3位ハッフルパフ、2位レイブンクロー、1位スリザリン、二種類の反応があり歓声があがったりはたまたブーイングがおこったり

「よしよしスリザリンよくやった。しかしつい最近の出来事も勘定に入れてやらなければならない……駆け込みの点数をいくつかあたえよう。」

そうこの後の事を知ってるから私は不満も不安も何もない


「まず最初はロナウド・ウィーズリー君、この何年間か、ホグワーツで見ることのできなかったような最高のチェスゲームを見せてくれた事を讃え、グリフィンドールに50点を与える」

グリフィンドールから大きな歓声があがりロンは兄弟から痛そうな愛の拳をもらってた


「次にハーマイオニー・グレンジャー嬢に、火に囲まれながら冷静な論理を用いて対処したことを讃え、グリフィンドールに50点」

腕で顔を隠し泣いてるみたい
校長の次の言葉で不自然に静まりかえった

「三番目はハリー・ポッター君その完璧な精神力と、並外れた勇気を讃えグリフィンドールに……」

ハリーもみんなも固唾をのんで校長の次の言葉を待つ

「60点を与える!!」

その瞬間耳が壊れるほどの歓声が響いた
あれ…これで終わりだっけ?確か…あ!!ネビルだ!って思いついた時校長が手を上げて大広間が静かになった

「勇気にも色々ある。敵に向かっていくのも大事な勇気だが、しかし味方の友達に立ち向かうにも同じくらい勇気が必要じゃ、そこでわしはネビル・ロングボトム君に10点を与えたい」

ハリーの時もすごい歓声だったがそれを上回る大々歓声が大広間にいや学校中に響いた










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