家庭教師は好きな人でした。

□家庭教師は好きな人でした。
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[26]一番幸せなクリスマス
「……あなた達実はもう付き合ってんでしょ」

[27]いい事ありそうな予感がします
「黄瀬は覚えてっぞ、きっと」

[28]期待しちゃいますよね?
「お前、あいつと知り合いだったのか。知らなかった」

[29]こぼれる涙は止まらない
「さてと、それではお手をどうぞ、ご主人様?」

[30]ボクの耳に届き続ける
「聴くに耐えなくても我慢してね?」

[31]なんだか嬉しいです
「……ほん、と、に?」

[32]息が止まるかと思った
「きせくん……どうして……」

[33]優しく近づいてきたその腕は
「我慢しなくていいっスよ……」

[34]こんなにも仲が良かったのに
「それにしてもほんと久しぶりに見たし。みどちん」

[35]勘違いしちゃいけない
「やっぱり、黒子っちといる時が一番安心する」

[36]引くわけにはいかない
「お、……お願いしますっ!」

[37]全然怖くないですけどね!
「発言が子供を見守る親だよ、青峰」

[38]そうだと嬉しいですけど
「よく考えてみろ。次の日曜って何日だ」

[39]頭撫でる手どけてほしいんスけど
「……これだから無自覚天然な人タラシ恋愛初体験イケメンは困る」


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