I B

□翡翠の薔薇 0
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今日は面倒くさい日課だったなぁ…


学校から帰って直ぐに風呂に入った後、夕飯を食べずにそのまま自室に直行



ーーーぼふんっ



倒れこめば埃が舞いベッドが揺れる




「腹が減らぬ…、すっごい眠い…」




あぁ…今日はまだ月曜か……



重くなってきた瞼を閉じて寝に入ろうとした時電話が鳴った



手探りで携帯を探し目を開けると電話の相手は友達からだった



「はぁ〜い〜…?」


『あ、わっそい寝てた?』


「うーん…微妙なところ…、でこんな時間に何かありましたかー?」


『まだ9時だよ?;
あのね、IBの話なんだけどね…』


「是非ともお付き合いしよう」


IBの話が出た瞬間に眠気を忘れた


友達と電話でIBの攻略について話した


「あー、それはたぶんワカメと話してないからじゃん?
何度かワカメと話すと好感度的なのが上がって他のエンドに繋がるんだよ」



『え、そうなの?やってみるわ』


実際パソコンを使える時間がないからIBは実況動画でしか知らない


他にも暇潰しに夢小説とか見ているが、実際にプレイしてみたいのが本音である



だけどバイト生活の一人暮らしにはパソコンを買う余裕はなかなか無いのが現実



「いーいーなぁー…パソコン買えないからなぁ……」



『まだ買えてないの?』


「うーん…、時給が安くなっちゃって今貯金貯める余裕が無いんだぁ」



『えぇ!?そうなの!?
あたしもバイト探し手伝おうか?』



「助かる、じゃ、そろそろ寝るから終わりにするよ
ちゃんとワカメを可愛がってやるんだよ?」



『おっけーVv』



そうして電源を切り布団に潜った













    あれ…




  なんだか身体が軽い…



      いや、浮遊感…浮いてる?



  夢かな?



     でも案外意識ははっきりしてる



   不思議な夢…









・・・・・・・・・・・・・・






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