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□銀の流れ星と輝く月の影〜前世からの愛の絆〜―序章―
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ねぇ?どうして僕に(私に)何も言わずにいなくなったの?
ねぇ?どうしてあの子を置いて行ったの?
ねぇ?どうしてあの輝き達の中に君はイナイの?
ねぇ?どうして逢えないの?
ねぇ?どうしたら、また逢えるの?
ねぇ、キミ ハ イマ ドコニイルノ?
逢いたい 逢いたい 逢いたい!
もう一度、君に逢いたい!!
ねぇ、今度は僕が(私が)守るから・・・・!
僕達(私達)は、君を覚えているから・・・・!
僕は(私は)、君を愛しているから・・・・!
今度は、独りにしない(させない)から・・・・!
だから、ねぇ? お願いだから!
戻ってきてよ?!
僕の(私の)!
《 エメロード!!》
それは、遠い昔、月に国があった頃にいたはずの〔もう一人の月のプリンセス〕の名。
けれど、月の王国の者は、誰も彼女をシラナイ・・・・。
忘れられたプリンセスを求めるのは、
彼女の国の最後の臣下の翡翠のネコと
彼女が愛した一つの銀色の流れ星。
そして、死の道化師だけ・・・・。
それは、銀河の運命をかけた戦いが幕を引いた次の年の初夏。
夜空に3つの流れ星が流れた。
流れ星達は、小さな翡翠の月の光に導かれ、再びこの地球(ホシ)に流れた。
銀の流れ星が愛した、月に忘れられた〔もう一つの月〕を求めて・・・・。
その月が、新たな戦いの始まりを告げる。