例え話と狂気沙汰

□一章
1ページ/6ページ







例えば。そう、これは例えばの話。水を飲まなかつたら、ご飯を食べなかったら、息をしなかったら、睡眠をとらなかったら、人間はどうなるか。答えは簡単。死ぬ。脱水症状を起こし飢餓に陥り酸素不足になり幻覚に襲われる。普通の人間にとって、これは当たり前のことだ。考えなくても感覚でわかってくる。息をするのは、意識していることじゃなくて、自然と、吸って吐く。そんなかんじに。じゃあ、息を止めるとどうなるか。最初は余裕かな。でも次第に苦しくなって、息をする。うん、自然だね。とても自然なことだ。いまからするのはあくまでも、“例えば”の話。だから決して本気になんてしてはいけないよ。さあ改めて。例えばの話、水を飲む、ご飯を食べる、息をする、睡眠をとる。これらのことをせずとも生きていける人間、あるいは動物がいるとしよう。それは、一体どの様な生物か想像がつくだろうか。どんな色でどんな形で、ああ、もしかしたら人間となんら変わらないかもしれないね。未知の進化を遂げているかもしれない。いや別に、つかなくても何も問題はないよ。そんな生物いないのだから。だからこれはあくまでも“例えば”の話。そういった生物は、キミの想像にお任せするよ。うん。まあ、つまり、私が聞きたいのは、そんな生物がいたらキミはどうする?ってこと。別に何かをしなくてはいけないというわけでもないし、そういうものにかかわったところで面倒なことが起きるといわけでもない。ただ、聞いてみただけ。あくまで例え話。あまり本気にしてはいけない。……さて。世界は、ゴミと簡易的な何か達にあふれている。その様子は想像できるだろうか?大人数が首を横に降る。ようしそれでいい。理解する必要なんてない。子供の問題は子供が。大人の問題は大人が。さても狂気に呑まれそうな今日この頃。私は未だ元気です。やれやれ。




.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ