マギの扉


□第2話
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ここはバルバット王国。
貿易で栄える土地だ。

さて、シンに連れられて、ここまで来たわけですが…。

「あの…一体何処へ向かってるんですか?」

気になって聞いてみた。
さっきからだいぶ歩いている。

「ホテルですよ。」

シンの代わりにジャーファルさんが柔らかな笑顔で答えてくれる。

「ホテル?」

「俺のおすすめの店なんだ。
 部屋がとてもきれいなんだぞ。」

シンがおすすめの店…。
少し興味があった。

「それは、楽しみです!」

一体どんなところなんだろう。

それに、なに?
この気持ち…。
なにか…大きな出会いがありそう。
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